泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhoneXRです。
「画面がほとんど見えなくなった」と液晶破損での修理を承りました。
iPhoneを強く落としてしまったらしく、拾い上げると画面表示に黒い帯状のラインが入ってしまいディスプレイの視認が困難になってしまったようです。
端末を確認させていただきましたが、液晶左側には太く、右側には細く黒いラインが出ており、ディスプレイのおよそ50%が確認できない状態でした。
また表示されている部分も細かな線が出てきており、今にも消えてしまいそうな雰囲気が…。
このままでの使用は不可能ですのでお預かりし修理をさせて頂くことに。
このように液晶ディスプレイの破損が起きている場合一番怖いのは『タッチ反応の誤作動』です。
液晶破損が起きている多くの方に起きている現象なのですが、自身でiPhoneを触れていなくてもタッチパネルが勝手に反応してしまう現象です。
ゴーストタッチとも呼ばれています。
なぜこの現象が怖いかと言いますと、最近はiPhoneにパスコードロックをかけている方が多いですよね?実はこのパスコードロックは数回入力を間違えてしまうと盗難防止のためにロックがかかってしまいます。
このロックがかかってしまうとiPhoneを初期化しない限りは使用ができない事態になってしまうので、結果的にはデータの紛失と同じことになってしまいます。
ゴーストタッチが起きているiPhoneだとこのパスコードの入力間違いが知らないうちに起こっており、修理はできてもデータは初期化しないといけない…こんなことになってしまうんです!
回避方法は2つ。
①パスコードロックをかけない。(画面破損が少しでも起きたらロックをOFFにする)
②一刻も早く修理をする。
この2つです!
一刻も早くはなかなか難しい場面もあるかと思いますので、一番簡単な防止策は少しでも画面割れが起きたらパスコードロックはOFFに切り替えておくことかと思います。
さて、お客様の端末は20分ほどお預かりし修理は完了です!
パスコードの打ち間違いも発生していなかったようで修理後はデータもそのまま!
お客様もほっと一安心のご様子でした。