神戸三宮駅前店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhoneXSです。
iPhoneの電源が急に落ちてリンゴのマークが付いたり消えたりして起動してくれないとのご相談でした。
端末を拝見させていただくと、お客様のお話し通りリンゴループと言われる状態になっていました。リンゴループとはiPhoneのシステム不具合の一つで、起動する際に何かしらの原因で起動を妨害され結果としてリンゴのマークが付いたり消えたりとループしてしまう症状の事です。
原因としては大きく分けると3つあります。
①ストレージ容量を中のデータが超えてしまっている【ソフトウェアの原因】
②端末のパーツが壊れている場合【ハードウェアの原因】
③端末をメインで動かしている基板(マザーボード)の破損【ハードウェアの原因】
①、②の場合は店舗で修理が可能となりますが、③の場合は店舗では修理ができないため、お預かり修理となります。
今回のリンゴループの原因はFace IDが破損してしまっている状態でした。
Face IDとイヤスピーカーのパーツは1つのケーブルで繋がっているため、一緒に交換する必要があり、イヤスピーカーごと交換することで修理することが出来ました。
しかし、Face IDはAppleの純正パーツにしか搭載されていない機能のため、パーツの交換後はFace IDが使えない状態になってしまいます。
今回の端末のようにFace IDの破損によりリンゴループになってしまうことが稀にあります。
リンゴループになってしまった際は焦らずに一度当店にご相談ください。
さて、30分ほど端末をお預かりしリンゴループの修理は完了です。
Face ID以外の機能は問題なく修理が完了となり、お客様も喜んでおられました。