泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhone8です。
「カメラを起動させると映像がぶるぶる振動してしまい写真がきれいに撮れない」とお問い合わせを頂きました。
端末を拝見させていただき症状を確認させていただくと、仰る通りカメラアプリを開きアウトカメラでの撮影をしようとすると映像がぶるぶると永遠に震えた状態になりまともに写真は撮影できない状態でした。
インカメラへと切り替えると映像の震えは無くなり何の問題もなく撮影ができる状態です。
アウトカメラ部分に耳を当てると映像が震えている際は「カタカタカタカタ」とアウトカメラ部分から異音が発生も確認がされアウトカメラの手振れ補正機能の破損が起きていることはほぼほぼ確定です。
お客様にこちらのiPhoneの使用用途を伺ったところ、車で車載マウントを使用してナビなどでも使用をしていることがわかりました。
まさにこの使い方がiPhoneのカメラ破損の原因です。
iPhoneだけではありませんが精密機器に対する長時間振動を与えてしまう行為は破損の原因となります。
車やバイクにスマートフォンを固定した使用方法は端末に対して走行中の振動やエンジンの振動がかかってしまいます。
そうした結果真っ先に被害に遭ってしまう部品が手振れ補正を搭載しているアウトカメラ部分です。
同じく振動を受けているインカメラは破損していないのは手振れ補正機能が非搭載だからですね。
このように車載マウントでの使用はiPhone破損の原因になる事はApple公式サイトでも現在は記載されています。
公式サイトでは主にオートバイを限定して記載がされておりますが、実際は車や自転車での使用での破損も店頭にはよくご相談を受けています。
車載マウントでの使用はあくまでも自己責任である為、カメラが壊れては困るという方はきちんとした耐振動設計された専用ナビを使用するようにしましょう。
お客様の端末は20分ほどお預かりし修理は完了です。
カメラ交換後は振動してしまう現象も無くなり、綺麗に写真が撮影できるように元通りです!