泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhone6sです。
iPhone6s発売してすぐ(2015年9月)に購入してから今まで一度もバッテリー交換をしたことが無いそうです。
7年以上バッテリー交換をしないままで使用をしている状態という事です…。
「すぐに電池残量が無くなってしまう」とお悩みでバッテリー交換の依頼を頂きました。
交換前に端末設定内からバッテリーの最大容量を確認させていただくと、表示されている数値はなんと90%の状態でした。
この数値はApple公式では80%を劣化している値としているので、90%であれば”まだまだ使用ができる電池である”という数値です。
ですが当店ではこのバッテリーの状態を「間違いなく劣化しきっている電池」と判断しました。
というのもiPhoneなどに搭載されている充電池の寿命は期間で見ると約2年程とされているからです。(使用頻度や初期不良などで若干前後する場合もある。)
7年も同じ電池のままだといくら使用頻度が低かったり電池消耗を節約して使用したとしても90%を維持することは不可能です。
また、最大容量の表示はあくまでも目安であり、iPhone自体の不具合や電池の劣化や不具合によって数値の表示が正しくされない事は多々あります。
なのでバッテリー劣化の判断基準としては「2年以上電池を交換していない」または「最大容量が80%以下(または付近)まで低下している」このどちらかに該当する場合は”既に交換時期を迎えている”と言えるでしょう。
交換時期を迎えているのにそのままの電池でiPhoneを稼働させていると最悪の場合はiPhoneの破損に繋がり、発生後に電池交換を行っても手遅れのケースがございます…。
さて20分ほど端末をお預かりし修理は完了です。
取り外した電池を店頭のバッテリー測定器でチェックさせていただくと…最大容量は実際は38%でした。
ここまで劣化が進んでいると正直iPhoneが動いていた方が不思議なぐらいです。
それぐらい精密機器にとってバッテリーは正常に動くために大事な部分となります。
皆様もまずは設定アプリ内からバッテリーの最大容量をチェックしてみて下さい!