泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhoneXRです。
端末を拝見させていただくとガラス面は右下から割れてしまっている状態でした。
また、破損は液晶ディスプレイにも起こっており映像は真っ暗になっており、所々液晶漏れが起こっている事も確認ができます。
マナースイッチの切り替えで振動の発生などが確認できたので電源が入っている状態でしたので壊れてしまっている画面部品を交換し修理をすることに。
30分ほど端末をお預かりし修理は完了です。
しかし修理後の画面には「iPhoneは使用できません 59分後にやり直してください」の文字が表示されました…。
これはiPhoneを他人に見られないようにするためのパスコードロックを決められた回数間違えて入力してしまうと表示されてしまう画面です。
お客様のiPhoneは液晶破損が起きている状態だったのでタッチ反応が勝手に誤作動してしまい触れていないのに勝手にパスコードが入力されていたのでしょう。
数回間違えてしまうと「5分後に再入力を~」「10分後に再入力を~」とパスワードを入力するためのクールタイムが伸びていくのですが、11回入力間違いを起こしてしまうとクールタイムが設けられずiPhoneを初期化しないと使用ができない”完全に盗難ロックがかかった状態”になってしまいます。
そうなってしまった場合はそこからデータを取り出すことは不可能なので、実質データはすべて消えてしまう事となります。
今回表示された「59分後にやり直してください」はあと一度でもパスコードの入力を間違ってしまうと初期化せざるを得ない一歩前の状態です。
もしももう少し修理するのが遅かった場合はもしかするとデータを失っているところだったかもしれないですね…
こういった事態を回避するためには画面破損が起きた際は早急に修理をする、または画面破損が起きてすぐに修理ができない場合はパスコードロックをオフに切り替えることです。
ロックを設定されている方はご注意ください。