神戸三宮駅前店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種は「iPhoneX」です。
スマホを水に落としてしまい水没してしまったそうです。端末を1週間程放置して乾燥をしていたそうですが、起動してみると電源が入ってくれないので修理を決意されたそうです。今回の端末は水没しているというお話しだったため動作確認などはせずに作業に入ります。
理由としては端末内に水分が残ってしまっていると動作確認が原因で症状が悪化してしまうことがあるためです。
まずは端末内に水滴が残っているか確認します。端末を開けてみるとやはり大量の水滴が残っていました。お水の量にもよりますが、端末内の水滴はそのまま一週間置いておくだけでは乾燥させることは難しいです。逆に乾燥していたとしても、乾燥する際に端末内の金属がさびてしまうこともあるので、ドライヤーなどの温風で乾かしてしまうのもNGです。水没してしまった際は最短で修理業者に水没清掃作業をお願いするようにしましょう!
端末内の水滴も残っていたので早速修理作業に入らせていただきます。水没破損の修理復旧作業は破損個所の検査などを入念に行うため1時間以上の作業になってしまうことが多いです。今回の端末は故障個所もスムーズに見つかり1時間程度の作業時間で返却することが出来ました。端末の修理後動作確認を行いましたが、大きな不具合やトラブルなど見つからずにご返却することができました。しかし、水没している端末は通常通りに使えていたとしても急激に状態が悪化し起動不良やシステムトラブルになってしまうことがよくあります。精密機械にとってお水はそれぐらい危険な物となりますので注意しましょう。iPhone・Androidの水没故障などでお困りの際は当店スマホバスターにご相談ください。
なぜ、画面が割れていないのに内部のパーツが破損してしまうのでしょうか?それはiPhone12シリーズ以降の端末は画面(ガラス)の強度が各段に上がっているため画面割れがしにくい端末になっています。では、逆に衝撃を受けた際に液晶ガラスが割れないとそのダメージはどこに行くのでしょうか?そうです。液晶ガラスが割れない分、衝撃は内部パーツに届きやすくなってしまっています。結果として今回のお客様のように画面(ガラス)は割れていないのに有機ELが破損してしまいやすいのです。
では、早速端末の修理に入らせていただきます。今回は有機ELが破損してしまっているので画面の交換修理となります。iPhoneの画面交換は基本的に30分程度の作業で修理が完了します。今回は修理中・修理後にシステムトラブルなどもなかったため予定通りスムーズにご返却することが出来ました。
近年のiPhoneは端末全体の強度も上がり画面割れは減少傾向にあります。逆に液晶の破損や内部パーツの不具合などが増えてしまっているのも現状です。強化ガラスやスマホカバーなどをきちんとつけて事前対策をきちんとすると共にバックアップをきちんと取っていただくと安心です。iPhone・Androidの故障やシステムトラブルでお困りの方は当店スマホバスターにご相談ください。