泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhoneSE2です。
電池の減りの早さにストレスを感じておられました。
購入してから2年半ほど使用をされている端末だそうです。
機種変更はまだせずに引き続き本体を使用したいのでバッテリーを交換したとのご希望でした。
本体からバッテリー最大容量を確認させていただくと数値は87%と低下している数値を示していました。
この最大容量の数値の交換目安は85~80%ほどと言われていますので、こちらのiPhoneはその交換目安にはまだ達していない状態です。
ではどうしてお客様はバッテリーの減る早さにお悩みなのでしょう。
それはこの最大容量の部分に表示されている内容は必ずしも正しい数値が反映されているとは限らないからです。
修理後取り外したバッテリーを計測すると5%程iPhoneに表示されていた最大容量との誤差が生じている方がたくさんおられます。
それでは最大容量以外でのバッテリー交換目安はどのように判断するかと言いますと、「iPhoneをどのぐらいの期間使用しているか」を判断基準にしてください。
iPhoneなどに使用されている電池は約2年ほど使用していると劣化をしていることがほとんどです。
なので2年以上バッテリー交換をしないまま使用をされている方は既に交換時期を過ぎたままiPhoneを使用している可能性が極めて高いでしょう。
最大容量の数値が低下をしている状態や3年4年と電池交換をせずに使用を続けることは本体の不具合につながり、ある日突然iPhoneが再起不能な状態になる可能性を高める行為なので避けていただくようお願い致します。
さて、20分ほど端末をお預かりし修理は完了です!
今回はバッテリーを交換した機種がiPhoneSE2なので、交換後の最大容量の表示は「ー」となっております。
これはiPhoneXS以降に発売されたiPhoneの仕様なのですが、”純正以外のバッテリーに取り換えた場合”は必ずこのような表示になってしまいます。
なので「交換後も最大容量が端末上で表示されている方がいい」という場合はApple正規店でのバッテリー交換をするしかないという事ですね。
あくまで表示されなくなってしまうのは最大容量の数値だけで、画面右上に表示される充電残量は純正以外のバッテリーでも表示されるのでご安心ください!