泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhone8です。
『iPhoneに使用している充電ケーブルの先端が充電ケーブル差込口内部で折れてしまい充電ができない』と修理のご依頼を頂きました。
この様な問い合わせは非常に多く、発生する原因が実は粗悪な充電ケーブルにあります。
今回のお客様のように”ケーブル先端が折れる”というトラブルは充電に使用しているケーブルが粗悪な物が原因です。
”粗悪な充電ケーブル”とはAppleが使用を推奨しているMFi認証が取得できていない充電ケーブルが該当します。
異常に安い物や『2in1』などを謳っている多用途ケーブルなどがこれに該当する可能性が高いです。
こういった非MFi認証ケーブルはケーブル自体がとても安価であることから、もちろん使用されている部品の質も低いものが多くMFi認証が取得されているケーブルよりも耐久性はかなり脆くなっています。
それ故に「先端が折れる」などが起きてしまうんですね。 当店でも該当の修理をたくさん対応させていただいておりますが、純正ケーブルやMFi認証を取得しているケーブル先端が折れたといったお客様には実際会った事がございません。
また、このような非MFi認証ケーブルは造りが脆いだけではなく、iPhoneのシステム面の破損に繋がる場合もございます。
使い始めは問題なく充電ができていたとしても”ある日突然”使用できなくなってしまい、それ以降どの充電ケーブルを使用しても充電ができないiPhoneになってしまう場合があります。
そういった事態に陥った場合、充電口の交換修理で復旧する場合もあれば、iPhoneを買い換えないと解決できない場合もあります…。
「安い」を理由に購入した充電ケーブルで”大きな損”をしてしまうので、充電ケーブル選びは妥協せずきちんとした物を選びましょう!
今回のお客様の端末は20分ほどお時間を頂き、差込口内部に詰まっていた折れた先端部品の除去が完了。
取り外し後きちんと充電できることも確認できました。
iPhoneをお使いの方は身の回りの充電ケーブルを今一度確認していただき、怪しいケーブルは使用を避けるようにしましょう。