泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhoneXSです。
電池の減りの早さに悩まれておられました。
使用期間を伺ったのですが「4年ぐらいは使っている」と長く使用をされているそうです。
今までバッテリーを交換したことは無いそうでした。
自身が使用している端末の使用期間は修理する上でとても大切な情報になりますので可能な限りはご自身で把握をしておくことが大切です。
中古端末などで使用期間がハッキリとはわからない場合でも、購入をしてから何年使用しているなどがわかれば我々もお客様に対してのアドバイスの幅が広がります。
本体からバッテリー最大容量を確認させていただくと数値は73%と低い数値を示していました。
この数値でのバッテリー交換目安は80%以下とAppleでも言われておりますが、実際は85%ぐらいに低下してしまった段階から電池の減りが早く感じてしまう事がほとんどです。
iPhoneを約2年ほど使用していると自然とこの数値付近またはそれ以上に劣化をしていることがほとんどなので、数値を目安にしていただくまたは2年間使用した事を目安にバッテリーを交換していただくことがオススメです。
今回のお客様のように数値が85%より低下をしている状態や3年、4年と交換をせずに使用を続けることは本体の不具合につながりある日突然iPhoneが再起不能な状態になる可能性を高める行為なので、iPhoneを安全に使用するためにも避けていただくようお願い致します。
さて、今回は20分ほどお預かりして交換の方は完了です。
今回はバッテリーを交換した機種がiPhoneSE2なので、交換後の最大容量の表示は「ー」となっております。
これはiPhoneXS以降に発売されたiPhoneの仕様なのですが、”純正以外のバッテリーに取り換えた場合”は必ずこのような表示になってしまいます。
なので「交換後も最大容量が端末上で表示されている方がいい」という場合はApple正規店でのバッテリー交換をするしかないという事ですね。
あくまで表示されなくなってしまうのは最大容量の数値だけで、画面右上に表示される充電残量は純正以外のバッテリーでも表示されるのでご安心ください!