泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhone7です。
『iPhoneに充電ケーブルを差しこんでも、手で押さえつけていないと充電できない』と修理のご依頼を頂きました。
この様な問い合わせは非常に多く、発生する原因が実はケーブルにあります。
今回のお客様のように”充電ケーブル接触不良”というトラブルは充電に使用しているケーブルが粗悪な物が原因です。
”粗悪な充電ケーブル”とはAppleが使用を推奨しているMFi認証が取得できていない充電ケーブルが該当します。
こういった非MFi認証ケーブルはケーブル自体がとても安価な場合が多く、もちろん使用されている部品の質も低いものが多くMFi認証が取得されているケーブルよりも耐久性はかなり脆くなっています。
また充電ケーブルの端子部分の厚みにもばらつきがあり、純正ケーブルやMFi認証ケーブルよりも若干分厚いものなどが存在します。
そのようなケーブルをiPhoneに差し込んでしまう事で充電口の穴が広がりケーブルの接触が悪くなって今回の様な症状が発生してしまいます。
また、このような非MFi認証ケーブルは造りが脆いだけではなく、iPhoneのシステム面の破損に繋がる場合もございます。
使い始めは問題なく充電ができていたとしても”ある日突然”使用できなくなってしまい、それ以降どの充電ケーブルを使用しても充電ができないiPhoneになってしまう場合があります。
そういった事態に陥った場合、充電口の交換修理で復旧する場合もあれば、iPhoneを買い換えないと解決できない場合もあります…。
「安い」を理由に購入した充電ケーブルで”大きな損”をしてしまうので、充電ケーブル選びは妥協せずきちんとした物を選びましょう!
たったそれだけでiPhoneを正しく安全に使用することが可能になります。
今回のお客様の端末は40分ほどお時間を頂き、ライトニングドックコネクタと呼ばれる充電口パーツを新しい物へと交換させて頂きました。
修理完了後はケーブルもきちんと認識するようになり手で押さえつけておく必要もなくなりました。
iPhoneをお使いの方は身の回りの充電ケーブルを今一度確認していただき、怪しいケーブルは使用を避けるようにしましょう。