泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhone12です。
「iPhoneを落としてしまってから画面が映らなくなった」と修理のご依頼を承りました。
端末を拝見すると、ガラス面に擦り傷はあるもののガラス割れは起きていない状態でした。
ですがお客様の仰る通りスリープボタンを押しディスプレイを表示させようとしても画面は真っ暗なまま何も表示されません。
お客様から「電話の着信音は鳴るんです。」と聞いたので試しに店舗の電話でiPhoneに電話をかけてみると真っ暗なiPhoneから着信音が鳴りました。
どうやら画面は映っていない状態ですが電源は入っているようです。
恐らくですがこちらのiPhoneは落下した際の衝撃によって液晶ディスプレイのみが破損してしまい、画面割れは起きなかったのだと思われます。
お客様は「軽く落としただけでこうなるの!?案外脆いんやなぁ…」と仰られていましたがこのような問い合わせはとても多く、特にiPhoneXやiPhone11のような比較的サイズの大きな端末で発生しています。
やはり端末サイズが大きいとその分端末の重量が重くなりますので、落下の際の衝撃が大きくなってしまう事が原因でしょう…。
iPhoneは”精密機器”なので小さな機械ですが”パソコンと同じ扱い”の機械です。
一度落下させてしまったら「そこから何が起きてもそれはもう仕方ない」と思い使用する必要があります。
「落としても大丈夫なケースをつけよう」ではなく、「落とさないように細心の注意を心がける」ことが何よりもiPhoneの故障や不具合を避ける方法であると言えます。
さて、30分ほどお預かりし画面の修理は完了です。
今回は画面割れはありませんがディスプレイ破損の扱いとなるので”重度破損”での画面修理となりました。
修理後はiPhoneの映像も再び綺麗に映るようになり、お客様もとても喜んでくださいました。