泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhoneXです。
『充電ケーブルが全然奥まで入らない』と修理のご依頼を頂きました。
実はこの様な”充電不良”での問い合わせは非常に多く、発生する原因は皆様が使用しているLightningケーブルにあることがほとんどです。
端末を確認させていただくと、確かにケーブルは全く差さらず”何か奥で当たっている”感覚がありました。
充電口内部を覗くと何やら小さな金属片が差し込み口内部に詰まっていることが判明。
この金属片は何かというと、お客様が使用している”充電ケーブルの先端部分”でした。
お客様は普段から”安い”を理由に非MFi認証ケーブルと呼ばれる「Appleが使用を推奨していない受充電ケーブル」を使用しているそうでした。
実はこれが今回のトラブルの原因です。
純正ケーブルや他メーカーでもMFi認証を得ている充電ケーブルは先端が取れる/折れるといったトラブルはまず起こりません。
ですが安価なケーブルは先端の材質がとてもチープな造りになっているものがほとんどなので内部で折れてしまったりして今回の様な症状に繋がります。
また、このような非MFi認証ケーブルは造りが脆いだけではなく、iPhoneのシステム面の破損に繋がる場合もございます。
使い始めは問題なく充電ができていたとしても”ある日突然”使用できなくなってしまい、それ以降どの充電ケーブルを使用しても充電ができないiPhoneになってしまう場合があります。
そういった事態に陥った場合、充電口の交換修理で復旧する場合もあれば、iPhoneを買い換えないと解決できない場合もあります…。
「安い」を理由に購入した充電ケーブルで”大きな損”をしてしまうので、充電ケーブル選びは妥協せずきちんとした物を選びましょう!
たったそれだけでiPhoneを正しく安全に使用することが可能になります。
お客様の端末は10分ほどお時間を頂き充電口内部に詰まっていた金属片を取り出し完了です。
修理完了後はケーブルもきちんと奥まで入るようになり充電ができるようになりました。
iPhoneをお使いの方は身の回りの充電ケーブルを今一度確認していただき、怪しいケーブルは使用を避けるようにしましょう。