神戸三宮駅前店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種は「iPhone11」です。
お風呂で使っている際に浴槽に落としてしまい水没してしまったとの事でした。通常は修理前に端末の動作確認を行います。しかし、水没している端末は動作の確認をしようと触れば触る程復旧率が下がってしまいます。これは御本人様でも同じになります。水没してしまった際に慌てて電源を立ち上げようとしたり、放置して乾かそうとするなど時間を置いてしまうと状態が悪化してしまう事が多いです。
では、早速修理作業に取り掛かります。水没の修理は大きく3つの工程で修理を進めていきます。1つ目は「端末内の乾燥・清掃作業」です。今回の端末も水滴が端末全体に入ってしまっているため、内部の水分を取り除くと共に錆がついてしまった部分は錆び取りをしていきます。2つ目は「各パーツの動作確認」です。端末内に水分がなくなり症状の悪化しない事を確認してから動作確認を行います。今回の端末は画面の交換で端末を起動させる事が出来ました。3つ目は「故障パーツの交換」です。起動させた後にカメラやスピーカーなどの動作確認を行い、故障個所があれば交換をしていきます。しかし、水没している端末はどうしても不具合やシステムトラブルが起きやすい状態になるため、基本的には起動に必要なパーツ以外の修理はあまりお勧めしていません。
この3つの工程を経て修理は完了となります。水没の修理は基本的にかなり大掛かりな修理となるため、その状態を個人で解決(復旧)させることは困難となります。水没しても乾かせばいいと思ってしまう方もおられますが、乾燥させることによって錆がついてしまったり、バッテリーから電気がなられてパーツがショートしてしまう事もあります。水没端末の復旧率は時間に比例して下がるということを忘れないでください。iPhone・Androidの故障やトラブルでお困りの際は当店スマホバスターにご相談ください。