泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhone12Proです。
iPhoneを水没させてしまい画面が全く映らなくなってしまったようです。
いったい何に水没をさせてしまったのかをお客様に伺うと、どうやらお風呂に持ち込んでいて湯船の中に落としてしまったそうです。
最近はこうしたお風呂での水没破損での修理依頼が増えてます。
少し前までは水没と言えばプールや海での被害が多く主に夏場に修理依頼が多いイメージだったのですが、近頃はお風呂での水没報告が多く年中修理依頼を頂きます。
結論からお伝えすると、お風呂へのiPhone持ち込みは100%おすすめできません。
よく「ぼちゃんと湯船に落とさなければ大丈夫」と誤解されている方が多いのですが、お風呂に関しては持ち込むだけで水没破損の可能性があると思っておいた方がいいでしょう。
お風呂場に充満した湿気・水蒸気は簡単にiPhoneの内部に侵入してしまいます。
すると内部の部品への錆の発生や、結露の発生などが起きそのままiPhoneは水没したと同じ状態へと陥ります。
iPhoneは”完全防水”の機種は一切ありません。
全機種共通して生活防水レベルになっているので注意が必要です。
またiPhoneを落としたことがある場合などはフレーム部分がわずかに歪んでいるなどが起きており、そうした隙間から水気が入り放題になっている場合もあります。
お風呂に持って入る、わざわざ水に浸けるなど水回りでの使用は「自分はいつiPhoneが壊れても構わない」と思う必要があります。
今回のお客様の端末は1時間ほどお預かりし内部の水の除去と壊れてしまった画面部品の交換をしなんとか復旧しました。
ですが一度水に濡れた端末なのでこの後お客様はデータのバックアップを取った後iPhoneの買い替えをしなくてはいけません…。
水没修理はあくまでも”一時的な復旧”になります。
水没が起こる前には戻せないので、いつ症状の再発が起こるかもわかりませんので早急な機種変更を前提とさせて頂いております。