神戸三宮駅前店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種は「iPhone11」です。
端末が水没してしまったので修理をしてほしいとご依頼を頂きました。本来であれば最初に端末の状態を確認いたします。しかし、今回は水没している(可能性がある)場合確認作業を行うことによって状態が悪化してしまうケースがあるため確認作業を飛ばしてすぐ修理作業に取り掛かります。
では、早速修理作業に取り掛かります。端末を開けてみるとお客様のお話しの通りかなり多く水が入っていました。水没している端末はこの水分を全て取り除く為に乾燥(清掃)作業を行います。その後端末内の水分が全てなくなったことを確認して各パーツの動作を確認していきます。今回の端末は「液晶画面」と「FaceID」の2か所が破損している事が分かりました。FaceIDは民間の修理店では直すことができませんので今回は液晶画面交換という形で作業を進めました。
スマートフォンを水没させるということは日常でそんなに多く起きない故障だと思います。そのためいざなってしまった際に、焦ってしまいやってはいけない3つの行動をしてしまいがちです。「①電源を起動させるために端末を操作したり、充電器を刺してみる」です。これは内部に水がある状態で電気を通す事になりそれが原因でショートしてしまい状態が悪化してしまいます。「②乾燥させるために放置をする」です。端末の内部はパーツが密集しているため1週間放置をしても乾かないこともあります。そのため多少放置をした程度では状態の改善が見られないことが多いです。「③ドライヤーをかけたり・乾燥剤をいれる」です。ドライヤーなどを使用すると端末が熱を持ってしまい、結果としてバッテリーの膨張に繋がるなど故障の原因を作ってしまいます。また乾燥材などでも乾燥も時間がかかるため金属が錆てしまい起動トラブルになることもあります。①番は絶対にしてはいけない行動です。②③番は改善が見られる可能性はありますが、あまり効果が期待できません。やはり水没してしまった場合は早めに修理業者に相談していただき、最低でも水分を取り除く作業はおこなってもらうようにしましょう!iPhone・Androidの故障やトラブルでお困りの際は当店スマホバスターにご相談ください。