泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhone6sPlusです。
「iPhoneを充電しようと思ったら突然できなくなってしまった。」とお問い合わせを頂きました。
iPhoneが充電できない場合の原因は主に2つあります。
ひとつはバッテリー劣化によって充電ができない場合。
もうひとつは充電口の劣化・破損、ケーブル差込口内部の異物詰まりによる場合です。
もちろんその他にもシステム破損などの原因もあるのですが、ほとんどの場合はこの2つの原因のどちらかが当てはまります。
お客様の端末を確認させていただくと充電ケーブルは充電口の奥まできちんと刺さる状態でした。
もしも充電口へケーブルを差し込んだ時にLightningケーブルの先端のシルバー部分が露出している場合は差込口内部に埃などが詰まっている可能性があります。
今回はケーブルは奥まできちんと刺さる状態なので埃詰まりなどではなくバッテリーの劣化または充電口(ドックコネクタ)そのものの破損が考えられます。
受付の際にお客様から自宅で使用をしている充電ケーブルについてお話を伺ったところ、普段から100円均一ショップなどで購入した安価なLightningケーブルを使用していることがわかりました。
こういった安価な充電ケーブルはAppleが「この製品はApple製品に対して安全に使用が可能です」と判断した”MFi認証”が受けれていない可能性が極めて高いです。
そのようなケーブルは購入直後は問題なく充電ができてあたかも問題なく使用できているように見えるのですが決してそうではありません。
ある日を境にいきなり使用ができなくなり、更に症状が現れてからでは別のケーブルでも充電ができなくなってしまう報告も非常に多く、たくさんのお客様から相談を受けてます。
「そんな悪いケーブルだなんて知らなかった」では済まされずこのようなMFi認証を取っていないケーブルを使用することは”iPhoneがいきなり壊れても自己責任”となります。
充電口に装着する製品はMFi認証の取れている物を必ず使用するようにしてください。
今回のお客様もこういったケーブルの使用が原因だったのか、バッテリー劣化ではなく充電口の破損が充電ができない原因でした。
さて、40分ほどお時間を頂き充電口を新しい物へと交換させて頂きました。
安いからといって使用したケーブルのせいで高い修理費が発生しては本末転倒ですね…。
充電ケーブル選びは気をつけましょう!