泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhone6sです。
「iPhoneの画面が突然真っ暗になった」と修理のご依頼を頂きました。
端末を拝見しましたがガラス面の割れは無い状態ですが液晶ディスプレイは真っ暗な状態です。
マナーボタンを切り替えたりホームボタンを押すことで本体の振動が確認できたのでどうやら電源は入っているようです。
強制再起動を行っても画面が映らない状態だったので液晶ディスプレイが破損している状態で間違いはないでしょう。
画面には深い擦り傷が多数入っている状態なので落としてしまったりもある状態である事が予想されますね。
この後画面を分解したところ内部に貼られている防塵テープが水分を含んでべちゃべちゃに溶けていたことから画面が水濡れし今回の破損に繋がった可能性も出てきました。
この様に液晶/有機EL破損が起きている場合はその他にもiPhoneのタッチパネルが勝手に反応してしまう”ゴーストタッチ”と呼ばれる症状が発生してしまう可能性があります。
もしもタッチの誤作動が発生しているとiPhoneにパスコードロックなどを設定されている方は勝手に誤った数字の誤入力が行われ、一定回数入力誤りが起きてしまうとiPhoneは盗難のロックがかかってしまいその後は一度初期化をしない限り使用ができない状態となってしまいます。
このタッチの誤作動は液晶/有機EL破損が起きている場合の発生率は非常に高いので、「iPhoneにパスコードを設定している」といった方は誤動作での入力が一定数を迎えてしまう前に画面を修理することをお心がけましょう。
大切なデータをすべて失う結果にも繋がるっても怖い症状です。
さて、30分ほど端末をお預かりさせて頂き修理は完了です。
画面を交換させて頂くことで真っ暗だったディスプレイも元通り表示されるようになりましたが、水没の可能性もあることからデータのバックアップを必ず取って使用を続けて頂くようご案内させていただきました。
もしも水濡れがある場合は再び症状の発生も考えられ、また再発後は修理不可の可能性もあります。
水濡れが起きたiPhoneは基本的には買い替え推奨となっていますので濡らさないように気を付けましょう。