皆様こんにちは。
iPhone修理スマホバスター泉佐野熊取店です。
今回も当店にご依頼いただきましたお客様の修理端末の様子を写真と共にご紹介いたします。
熊取町よりご来店いただきましたお客様の使用端末は
Google Pixel 7 (2022年10月発売)
です。
購入してから今までバッテリー交換はした事がないそうで、バッテリー残量の減る早さにストレスを感じご来店くださいました。
修理の様子
Google Pixel 7のバッテリーを交換する際にはまず画面を取り外す必要があります。
画面は画面裏をぐるっと一周強力にテープで接着されているので、テープの粘着をヒートガンなどを用いて弱めながら慎重に作業を進めます。
この手順を強引に行ってしまうと画面破損に繋がり、画面が割れてしまったり映像が映らなくなってしまいます。
「バッテリーを交換するつもりが画面修理も必要になってしまった」とならないように時間をかけゆっくり取り外していきます。
画面の四方の接着が取れたらディスプレイケーブルを取り外します。
赤丸箇所にディスプレイが接続されています。
こちらも断線に気を付け慎重に作業を進めましょう。
画面を取り外した後もすぐにバッテリーを取り外せる造りにはなっていません。
まず各ネジを取り外すために矢印カ所の黒いシリコンパッドとグラファイトフォイルを剥がします。
剥がしにくい場合は軽くヒートガンで温めることで粘着力が低下し剥がしやすくなります。
フォイル類が剥がし終えた後は下部スピーカーを取り外すために赤丸3カ所のネジを取り外します。
Google Pixel 7はトルクスT3ドライバーを使用して外すネジが使用されているのでプラスやマイナスドライバーではネジが取り外せません。
スピーカー取り外し後、赤丸箇所の9本のネジを取り外しミッドフレームを取り外します。
ここのネジも同じくトルクスT3ドライバーを使用します。
スピーカー、ミッドフレームを取り外すことでようやくバッテリーを取り外すことが可能になります。
バッテリーは赤丸箇所で接続されているのでコネクタを取り外しバッテリーを外します。
バッテリーは裏面に両面テープで接着されています。取り外しにくい場合は端末背面を軽く温めることで粘着力を弱めることが可能です。
取り外し完了後は新しいバッテリーを装着しこれにてGoogle Pixel 7のバッテリー交換は完了です。
あとは逆の手順で取り外した部品を元通りに戻していき画面を装着します。
まとめ
今回はGoogle Pixel 7のバッテリー交換を写真と共にご紹介いたしました。
Android端末はiPhoneと比べ画面の接着などが強力になっているので分解の際には他の部品を壊してしまわないように注意が必要です。
またiPhone,Android問わずスマートフォンに使用されているリチウムイオンバッテリーは約2年ほど使用すると寿命を迎えることがほとんどです。
寿命が過ぎたままでも充電などができてしまうのでそのまま使用を続けている方もおられますが、最悪の場合はバッテリー膨張の原因になり発火の危険もございます。
引き続き端末を使用する場合は必ずバッテリー交換をすることをお勧めします。