皆さま、こんにちは。
iPhone修理のスマホバスター三宮店です。
本日は、神戸市西区からご来店いただいたお客様の修理事例をご紹介いたします。
お持ち込みいただいた端末は、iPhone 16 Pro Max(2024年9月20日発売モデル)です。使用中にぶつけてしまい、背面カメラのレンズが割れてしまったとのことでした。
カメラレンズが割れてしまった場合、まずはカメラの映りを確認し、お客様と一緒に状態をチェックいたします。破損やホコリの影響が大きい場合は、リアカメラ本体の交換をご提案することもあります。今回は映りにシミなどの異常はなく、ホコリや水の侵入も見られなかったため、レンズ交換で対応させていただきました。
ガラス片がカメラ周辺に入り込むとカメラ自体の故障につながる可能性があるため、その点をご説明したうえで修理を進めました。
修理の様子
通常のレンズ修理方法を試みましたが、破片の取り外しが難しく、カメラを傷つける恐れがありました。そのため、背面パネルを取り外す方法に切り替えました。iPhone 16シリーズは背面からの取り外しに対応しているため、この方法を採用しました。
まずヒートマットで端末を温め、下部から剃刀などを差し込んで丁寧に背面を外します。
続いて、バッテリーケーブルを固定している3本のYネジとプレートを外し、「+-」と表記されたコネクターを外します。
次に、無線充電コイルのコネクター部分の4本のYネジとプレートを取り外し、コネクターを外すことで背面を完全に分離できます。
これでカメラを気にせず、残っているレンズの破片をピンセットや専用工具で取り除くことが可能となります。すべての破片を除去した後、綿棒にエタノールやパーツクリーナーを染み込ませ、古い接着剤やホコリを丁寧に清掃しました。その後、新しいレンズを両面テープまたはB7000接着剤で固定し、取り付け後にカメラの映りを最終確認いたしました。
まとめ
修理時間はおよそ1時間30分で完了しました。
カメラの映りに問題はなく、お客様からも「これで安心して写真が撮れる」と大変ご満足いただけました。
カメラを頻繁に使用されない方でも、レンズが割れたままにするとホコリが入り込み、他のパーツの故障につながる恐れがあります。当店ではレンズ交換だけでなく、カメラ本体の交換にも対応しておりますので、レンズ割れの際はお気軽にご相談ください。
事前のご予約がなくても対応可能です。大切なスマートフォンを、迅速・丁寧・確実に修理いたします。