皆さま、こんにちは。
iPhone修理のスマホバスター三宮店です。
本日は、神戸市中央区からご来店いただいたお客様の実際の修理事例をご紹介します。
お預かりした端末は iPad mini 4(2015年発売)。
しばらく使用しておらず、再び電源を入れようとしたところ、
「リンゴマークが表示されてはすぐに電源が落ちる」という症状が発生していました。
点検の結果、画面の左側が浮き上がっており、バッテリーの膨張が原因と判明。
バッテリーが劣化・膨張すると、起動時にリンゴマークから先に進まないことがあります。
修理の様子
修理はまず、画面を本体から慎重に取り外すことから始めます。
iPad mini 4 はタッチパネルと液晶が一体型の構造のため、特に注意が必要です。
ヒートマットをおよそ60°Cに設定し、画面側を下にして温めます。
しばらく経ったら吸盤で画面を少し持ち上げ、ピックなどで接着剤を丁寧に剥がしていきます。
画面を取り外したら、バッテリーや画面ケーブルを固定しているプレートのプラスネジ4本を外します。
その後、バッテリーをはじめ、すべてのケーブルを慎重に取り外します。
画面を安全な場所に保管し、古いバッテリーを取り外します。
エタノールまたは適度な熱を加えて接着剤を緩め、新しいバッテリーを仮接続して動作確認を行います。
問題がなければ本体にしっかりと固定し、ケーブル類を元通りに接続。
最後に画面を貼り付け直して修理完了です。
まとめ
今回は互換製バッテリーで交換を行い、作業時間はおよそ2時間。
膨張による画面へのダメージが心配されましたが、無事に正常動作を確認できました。
お客様にも大変喜んでいただき、
「家族が使うので助かりました!」とのお声をいただきました。