皆さま、こんにちは。スマホバスター三宮店です。
本日は、神戸市中央区からご来店いただいたお客様の iPhone 修理事例をご紹介します。
今回お預かりした端末は iPhone 14 Pro Max(2022年9月16日発売)です。使用中に壁へぶつけてしまい、画面は割れていないのに映らなくなったという症状でご相談いただきました。
確認したところ、ガラスに割れはなかったものの、有機ELパネル内部に衝撃が加わり表示されなくなっていました。マナーモードスイッチを操作した際に振動があったため、本体が動いていることは確認できました。
今回はお客様のご希望で、コストパフォーマンスの良い互換液晶パネルを使用して修理することになりました。
修理の様子
修理作業としては、まず画面側から分解を行いました。熱もしくはエタノールを使って画面接着を弱めて取り外します。

画面ケーブルを固定しているプレートのY字ネジ8本を外してプレートを外します。
その後、バッテリーコネクターを外し、続いて画面とセンサーのケーブルを外して画面を取り外しました。


続いて、古い画面からセンサーを取り外します。センサーはプラスネジ2本で固定されているため、ネジとプレートを外したあと、熱またはエタノールで接着を弱めて丁寧に取り外します。

今回のお客様は防水テープのオプションを選んでいただきましたので、古いテープを外した後、新しいテープを貼ります。

最後に新しい画面へセンサーを移植し、本体へ取り付けて修理完了です。
まとめ
今回の修理は互換液晶パネルを使用し、作業時間は約40分でした。動作確認では表示、タッチ、Face ID、センサーなどすべて正常に動作しており、問題なく復旧しました。
お客様からは「あんなにやばい状況でも直れた!助かった!」と嬉しいお言葉をいただきました。