泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhone7です。
バッテリー残量の減りの早さに悩まれており、バッテリー交換の相談を頂きました。
なんでも4年ほど使用しているiPhone7だそうですが、今までバッテリー交換はしたことが無いそうです。
iPhoneなどに搭載されているリチウムイオンバッテリーはほとんどの場合1年半~2年程で寿命を迎えてしまうので、さすがに4年使用しているバッテリーは劣化しきっている状態です…。
それでも先ずは交換前にお客様の端末で設定内のバッテリー項目を確認させていただきます。
状態を確認したところ最大容量の数値は83%になっており、最上部には”バッテリーに関する重要なメッセージ”が表示されています。
このメッセージは「iPhone内部のリチウムイオンバッテリーが劣化しきっているので交換するのがいいですよ」といった内容です。
Apple公式ではバッテリーの最大容量が80%がバッテリーの交換基準となっているのですが、このように最大容量の数値が80%以上でも”劣化している”と判断されメッセージが表示されるケースは珍しくはありません。
これは、最大容量の数値の表示があくまで”目安”であり正確な数値ではないからです。
バッテリーに何か問題がある場合や、iPhone本体側に何か問題が起こってしまっている場合、最大容量の数値が減少しなくなるといった挙動が発生することがあります。
最大容量の数値はバッテリー交換の目安にすることもできるのですが「あくまで表示されている数値は目安であり、100%正しいことはない。」と覚えておくことが良いでしょう。
20分ほどお時間をいただきバッテリー交換は完了です。
交換後は最大容量の数値は100%に戻り、劣化によって表示されていたメッセージもなくなりました。
取り外したバッテリーを機会で計らせていただきましたが、数値は72%でした。
やはり端末上で表示されていた最大容量は間違っていたようですね…。
「減りが早い」など感じる場合に最大容量が高い場合、まずはお気軽にご相談くださいませ!