泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhone14ProMAXです。
「iPhoneの画面が突然緑色になった。」とお客様からご相談を頂きました。
端末を落とした覚えなどは無いとの事でしたが「昨日プールに持ち込んだ際にiPhoneを入れていた防水ケースの中にプールの水が少し入っていた。」とiPhoneが水に濡れていた状態だったとの事。
「でもiPhoneは完全防水だから水没じゃないでしょ?」とお客様が仰られていたのですがこれは”誤った情報”です。
iPhoneは完全防水の機種は存在しません。
現状発売されている機種は耐水性能が備わっているだけで水に濡らすのは壊れる原因となっています。
新しい機種が発売されるたび耐水性能が少しは強くなっている印象ですがそれはあくまで新品のiPhoneの状態で機能します。
iPhoneの内部への水やほこりの侵入は端末内部に貼られている防水防塵テープと呼ばれる両面テープがその役割を果たしています。
ですがあくまでも”テープ”なので経年劣化が起き粘着力が低下します。
またiPhoneを落としたりする方は目ではわからない本体のフレーム歪みが発生し
画面とフレームの間に隙間が発生します。
その隙間も水の侵入経路となってしまいます。
「どの程度なら水没しないのか?」と考えるよりも”iPhoneには防水性能は無い”と思って使用するぐらいが一番いいのかもしれません。
30分ほどお預かりし無事に画面が表示されるように修理は完了しました。
やはり端末内部には水没反応があり画面部品も水濡れが原因で突然壊れたようです。
このように水濡れした端末は修理後でも症状の再発や別部分の破損の可能性が高くなります。
復旧後はデータのバックアップを速やかに取り、早めの機種変更が望ましいでしょう。