今回ご紹介致しますiPhone修理はリンゴループにより起動不良になってしまったiPhone6sの修理です。※修理前写真はリンゴループ復旧後の写真です。
こちらの端末ですが元々お持ちくださった時点でリンゴループの症状が出ており起動不良が起きておられました。
お客様のお話をお伺いしたところ「昨晩自動アップデートがされたのだが途中でiPhoneの画面が真っ暗になってそれからはAppleのロゴの画面しか出なくなった。」そうです。
お話を聞く限りどうやら『アップデートの失敗/中断』が原因でリンゴループが起きてしまったようです。
こういった場合の対処方法は主に2パターンあり、ひとつはPCを用いて再度iPhoneをアップデートし起動するように復旧する方法。
もうひとつはiPhoneを初期化し再設定する方法です。
前者で起動するようになればiPhoneの内のデータは基本的に残った状態で使用が可能ですが、後者は文字通り一度データを完全に消してしまうのでバックアップを取っていない場合は0からのスタートになってしまいます。
今回のお客様のご要望は『先ずはPCでのアップデートを行い復旧を試み、それが出来ない場合はバックアップは日頃とっているので初期化をしてください。どちらかの方法で復旧ができたら画面修理とバッテリー交換をお願いします。』でした。
早速端末をお預かりしiOSのアップデートをさせて頂きました。
本体に予期せぬ不具合がある場合はこのアップデートがPCでも上手くできない場合があるのですが、こちらのiPhoneはスムーズに作業が完了し無事にリンゴループの症状が無くなり正常起動するようになりました。
正常作動するようになったことをお客様に連絡し、その後割れてしまった画面と劣化してしまっていたバッテリーを交換させていただきました。
今回は『自動アップデートの失敗』が原因でした。
この自動アップデートはデフォルトではONになっているのですが基本はOFFが推奨です。
なぜなら・・・
・夜中に一斉に始まる自動アップデートにより回線速度低下が低下しアップデート失敗→リンゴループの原因に
・iPhone内の容量不足によりアップデート途中中断→リンゴループの原因に
・新しいiOSが決して全てのiPhoneに適しているものではない→様々なバグの発生原因に
アップデートをする方に関しては平日日中など基本的に回線が込み合わない時間がおすすめです。