泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhoneSE3です。
2022年に発売されたSEシリーズの第3世代のモデルですね。
端末を拝見させていただくとガラス面は端末全体に広がっておりインカメラ付近はガラス破片がボロボロと剥がれ落ちてしまいiPhoneの内部が露出している状態でした。
また、破損は液晶ディスプレイにも起こっており表示されている映像の大半は黄色や緑の線の表示になっており、なんとか映っている情報が確認できるのは液晶の下半分だけという状態です。
しかし、なんとか表示されている液晶部分に「iPhoneは使用できません。」という文字表示されていることが確認されました。
これはiPhoneを他人に見られないようにするためのパスコードロックを決められた回数間違えて入力してしまうと表示されてしまう画面です。
数回間違えてしまうと「5分後に再入力を~」「10分後に再入力を~」とパスワードを入力するためのクールタイムが伸びていくのですが、11回入力間違いを起こしてしまうとクールタイムが設けられずiPhoneを初期化しないと使用ができない”完全に盗難ロックがかかった状態”になってしまいます。
そうなってしまった場合はそこからデータを取り出すことは不可能なので、実質データはすべて消えてしまう事となります。
これを回避するためには画面破損が起きた際は早急に修理をする、または画面破損が起きてすぐに修理ができない場合はパスコードロックをオフに切り替えることです。 ロックを設定されている方はご注意ください。
さて、30分ほど端末をお預かりし修理は完了です。
修理後はパスコードの再入力まで11分の表示が出ましたが、その後お客様と一緒にパスコードを解除しきちんと使用ができるiPhoneへと元通りになりました!