泉佐野店にお越し下さいましたお客様のiPhone修理をご紹介いたします。
お使いの機種はiPhoneXです。
「iPhoneの画面が浮き上がってきていて…」とご来店いただきました。
端末を拝見させていただくと内部のバッテリーの膨張が起きており、内側から画面を押し上げてきている状態でした。
自宅のお子様用にとWi-Fiでのみ使用できる状態のiPhoneだそうですがバッテリーの劣化は感じていたが交換を疎かにしていたそうです。
こうした劣化したバッテリーは電池の持ちが悪いのでついつい”ながら充電”をしてしまいがちです。
劣化した状態の電池はそうでない電池と比べ充電をしたままの使用で膨張してしまう可能性が高いので今回の様な事態に陥ってしまう方が多くなっております。
安全に使用するためにも端末をお預かりしバッテリー交換をさせて頂く事に。
基本的にiPhoneのバッテリーは本体の左側に寄せて搭載されているので膨張してしまった際は画面も左側が浮き上がってしまいます。
一部の機種(iPhoneXやXSなど)ではバッテリーの形がL字になっており、膨張が起きた際は本体左側だけではなく右側も画面が浮き上がってしまう事があります。
バッテリー膨張の原因として考えられることは、端末を落とした際の衝撃や水濡れ、バッテリー寿命が過ぎたままでの長期使用、常時充電しながらの使用などが挙げられます。
バッテリーの寿命は約２年が目安になっています。
それを過ぎても突然使えなくなるわけではなく、電源は普通に点くことがほとんどです。
ですが劣化したバッテリーは突然本体に対し悪影響を与える危険性があります。
突然電源を入らないようにしたり、充電が出来ないようになったり、今回のバッテリー膨張もその一つです。
膨張したバッテリーは圧力などが加わると発火・発煙が起き家屋の全焼などの事件にもなっていたりします…。
『膨張が起きたら交換』ではなく『２年経ったらバッテリー交換を検討』を心がけるようにお願い致します。
20分ほど端末をお預かりし、膨張したバッテリーを交換させていただきました。
バッテリーの膨張が確認された場合はそのままの使用は絶対に避けるようにしましょう。
圧力がかかったりしてしまうと最悪の場合発火する恐れがあります。
取り返しのつかない事態に陥る前に必ずバッテリー交換をするようにしましょう。
