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iPhoneは自分で修理できるの?修理する際の危険性を解説します!

iPhoneを自分で修理は可能?解説お役立ち

皆さんはお使いのiPhoneが壊れてしまった経験はありませんか?
『iPhoneの画面が割れた』『iPhoneに不具合が起きた』そんな時は『iPhoneの買い替えか修理か』を考えると思います。

しかし購入するにしても現行の機種は高額で、なかなかすぐに購入は躊躇しちゃいますよね。
そんな時に「iPhoneの修理を自分で出来れば修理料金も安くなるのではないか?」と考えたことがある方もいらっしゃるのではないですか?
今回はiPhoneを修理店に持って行かずに「自分で修理ができるのか?」「修理する際の注意点」などを解説します!

iPhoneは自分で修理が可能か?

iPhoneは自分で修理が可能なのでしょうか?

率直に言うと、iPhoneは自分で修理することが出来ます!

中古品などで購入した方などでなるべく費用を抑えて修理したい方は自分で修理する方もいらっしゃいます。
中古品については以前ブログを書いているので是非ご確認ください。

iPhoneの中古品って安心なの?修理は出来るの?徹底解説!!
端末の高騰化がすすみ今では中古のiPhoneも選択肢の一つに。でもそんな中古品を購入する際の注意点は?中古端末が壊れたら修理できるの?など疑問点も多いはず。この記事でそれら全てをわかりやすく解説。メルカリなどのフリマアプリなどでiPhoneを買う前に一度チェックを!

自分でiPhone修理をする際に必要なもの

自分でiPhone修理をするために必要なものをご紹介します。

部品

iPhone部品
画像引用元:iPhone修理屋検索サイト

破損、故障している部分の交換用パーツが必要ですね。
最近では自分で修理する方も増えておりAmazonやフリマサイト、一般の方向けのパーツ販売サイトなどインターネットで簡単に購入することができます。
中古品やジャンク品を購入しそこから問題のないパーツを取り外して使用することもできますね。

ただしインターネットで購入できるような互換品のパーツには品質の良し悪しがあります。
初めて修理をするような知識のない方には良し悪しの判断は難しいかもしれません。

工具

工具

iPhoneを分解する際には精密機器用の小さなドライバーを使います。
iPhoneに使用されている各種ネジはとても小さいものとなっておりネジ穴はさらに小さくなっています。
実は工具にも品質の良し悪しはあり、安価な工具などを使用するとこのネジ穴を破損させてしまい『ネジ穴が舐めてしまう状態』になってしまい分解すら出来ない状態になってしまいます。
修理店ではそういった事態に陥らないためにも、それ相応の工具を使用しています。

  • 星ねじドライバー
  • プラスドライバー
  • Y字ドライバー
  • フラットプラスドライバー
  • オープンツール
  • ピンセット
  • 修理マット

インターネットで以上が購入できるので探してみてください。

知識

iPhoneは精密機器です。
正しい手順・正しい工具で作業しなければ、取り返しのつかないミスを犯す可能性があります。

触れること自体が危険な部分もあるのでしっかりとした知識が必要です。

自分で修理するメリット・デメリット

自分で修理することでどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

メリット

  • 【安く修理が出来る】
    修理店では『安全に使用ができる品質のパーツ提供』や『作業工賃』などで個人で部品を手に入れて修理するよりも金額がかかってしまいます。
  • 【iPhone構造に詳しくなれる】
    iPhoneの内部の構造に詳しくなることで、iPhoneにトラブルが起きてしまった際に自分で対処が可能になる場合があります。
    また防水性能の理解なども出来るかと思いますので内部構造を知ることはiPhoneを使用する上で大きなメリットといえるでしょう。

デメリット

  • 【iPhoneは精密機械=取り返しのつかない事態になることも】
    iPhone内部はとても細かな造りになっており、小さなネジも沢山使用されています。
    ネジの取り付け位置を間違えてしまうだけで部品を壊してしまうこともあります。
    最悪の場合は基板部分へ傷をつけてしまいiPhoneの故障が取り返しのつかない状態に進んでしまう場合もあります。
  • 【自分で修理すると正規でのサービスなどがを受けられなくなる場合も】
    iPhoneの保証「Apple Care+」や各キャリアの保証・下取りサービスなど、様々なサービスを受けられなくなる場合があります。
    Appleからしてみれば正規店で修理したもの以外は改造品として見られてしまう為です。

実際に起きた失敗例

失敗例

修理作業は非常に難しく知識がないと失敗することもよくあります。
結果的に修理料金が増えてしまったり、最悪の場合iPhoneが使えなくなることもあります。
そんな失敗例を3つご紹介いたします。

例.1「画面を開けるのが難しく画面の線を切った」

iPhone修理の失敗例:画面の線を切る

Aさんは充電の減りが早くなってきたことでバッテリーの劣化が原因だと思い、バッテリーを購入し自分で修理しようと考えたようです。
いざ修理を始めるとなかなか画面を開けることができず、力を込めて引っ張った際に画面は開いたが線が切れてしまったそうです。
その後画面が一切つかなくなってしまい怖くなって修理店に持ち込みました。
画面の線が切れているため画面の交換も必要になり、結果バッテリーの交換と画面の交換での対応で料金も最初予定していた倍以上かかったそうです。

例.2「バッテリー交換の際に膨張し煙が出てきた」

iPhone修理の失敗例:バッテリーを膨張させた

Bさんは急に電源が落ちるような症状からバッテリーの交換をしようと考えました。
画面を無事開けることができバッテリーを取り外そうとした時に、バッテリーが強力なテープで本体に留められていることに気づきました。
なんとか取り外そうと力を加えたところ、バッテリーを取り外すことができたがその際に取り外したバッテリーが膨らんできて煙が出てきたそうです。

iPhoneについているバッテリーはリチウムイオンバッテリーというもので変形、温度差や空気/水との接触などで膨張してしまう可能性があります。
Bさんもバッテリーを取り外す際に衝撃を与えてしまい膨張、温度が高くなり煙が出たのだと考えられます。
煙に驚いたBさんはそのまま水をかけて消火したとのことでした。
水をかけたことで端末が使えなくなり、iPhoneを買い替えるために出費が増えたそうです。

例.3「ネジの付ける位置を間違えてパーツを破損させた」

iPhone修理の失敗例:取り付けるネジを間違えた

Cさんはガラスが割れてしまい画面の交換を自分で行おうと考えました。
画面を無事分解することができ、「これで後は新しく用意した画面部品に交換するだけだ」とホッとひと段落。
しかし安心したのもつかの間、取り外したネジがどこのネジか分からなくなってしまったそうです。

iPhoneのネジは位置によってそれぞれサイズ・長さが違っており、間違った位置に取り付けるとパーツやカバーを破損させてしまいます。
Cさんは画面のコネクタの上から被せるカバーのネジを間違えてしまい、結果基板破損に繋がってしまいiPhoneが使えなくなったそうです。

iPhoneを自分で修理するのは危険がいっぱい!

トラブル

先ほど挙げた失敗例の他にも自分で修理すると様々なトラブルが起こることがあります。
どんなトラブルが起きるのかを解説します。

パーツの不良品や低品質のパーツにあたる

インターネットで購入できるパーツには、不良品や品質が著しく悪い粗悪品が紛れ込んでいる可能性があります。
不良品ならまだ返品・交換が可能な場合もありますが、低品質のパーツはそれが仕様であるため画面の色味が大きく低下するなど残念な結果になるかもしれません。

怪我をすることも

例えば画面が割れてしまっている場合、飛び散ったガラス破片で怪我をする可能性があります。
実際、修理店で働いている専門スタッフも怪我をすることがあるくらいです。

iPhone修理は『修理店に依頼』が断然おすすめ!

修理店

自分で修理する場合、パーツ代のみで修理することができますが、初期費用として工具にもお金がかかります
どれも特殊な工具でiPhoneを修理するとき以外はほとんど使う場面がありません。
工具を揃える必要があるので1回だけ修理するのであれば、修理内容によっては修理店で修理しても費用は変わらないかもしれません。

またiPhoneは精密機械なのでかなり細かいネジや傷つけてはいけない配線やパーツなどがたくさんあります。
修理のやり方は調べればたくさん出てきますが、少しでも難しそうと感じた場合は自分で修理するのではなく修理店を利用しましょう

正規修理店

正規修理店とは「Apple Store」「正規修理サービスプロバイダ」「キャリア店舗」のことを言います。
それぞれ純正品のパーツでの修理を行う本体交換での対応となります。

その分修理料金も高くなったり、非正規店や自分で修理したことがある端末の場合は保証に加入していても保証適用外の価格での対応となる場合があります。

 

非正規修理店

上記の正規修理店以外が非正規修理店です。
非正規修理店は中古品でも自分で修理していても修理受付が可能です。

正規修理店とは違い使用する部品のほとんどが互換品パーツでの修理になるので純正品より性能面では劣ってしまいます。
料金は正規修理店より安く修理できるので、予算に見合う方で修理しましょう!

修理料金

お金のマーク

正規修理店と非正規修理店では修理料金が違います。
以前に正規と非正規の比較ブログを作っているのでそちらをご確認ください。

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※正規修理店では2023年3月1日からiPhone 14 より前の全 iPhone モデルの保証対象外バッテリーサービス料金が 3,000 円値上げされます。

さいごに

まとめると

  • iPhoneは自分で修理をすることができる
  • ですが修理をするなら『自分で』ではなく修理店に任せた方が『安心』

となります。

修理自体は自分でも出来るが、知識・技術がない人は修理店に出した方が結果的に安くなる場合がほとんどです。
自分で修理する場合は最大限注意しながらするようにしてください。
もし修理したことで何かトラブルが起きてしまったら是非スマホバスターへご相談ください!

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自社で厳しい品質検査の元、部品の製造・卸を行っているので品質の良い部品を安定してご提供することができます。また、修理後も最大1年間の保証があるのでご安心下さい。

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