iPhoneのメモリ(RAM)は、アプリやiOSが処理中のデータを一時的に置く領域です。写真・動画・アプリを保存するストレージ(128GB、256GBなど)とは別の容量を指します。この記事では、iPhone 5からiPhone 16eまでのRAM一覧と確認方法、動作が重いときの確認点を紹介します。
Contents
iPhoneのメモリ(RAM)容量確認方法
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で確認できるのは保存容量で、RAM容量ではありません。
まず「設定」→「一般」→「情報」で機種を確認しましょう。モデル番号の欄をタップすると、Aから始まるモデル番号を確認できます。Appleのモデル一覧と照合し、下のRAM一覧で該当する機種を探してください。RAM値の参照元と確認上の注意点は表の下に記載しています。
各iPhoneのメモリ(RAM)容量一覧
掲載対象:iPhone 5〜iPhone 16e。新機種をすべて網羅する一覧ではありません。RAM容量はAppleの保存容量の仕様とは区別し、表の下にある参照元・確認範囲とあわせてご覧ください。
| モデル | 発売日 | メモリ(RAM)容量 |
| iPhone 5 | 2012年 9月21日 | 1GB |
| iPhone 5C | 2013年 9月20日 | 1GB |
| iPhone 5s | 2013年 9月20日 | 1GB |
| iPhone 6 | 2014年 9月19日 | 1GB |
| iPhone 6Plus | 2014年 9月19日 | 1GB |
| iPhone 6s | 2015年 9月25日 | 2GB |
| iPhone 6sPlus | 2015年 9月25日 | 2GB |
| iPhone SE(第1世代) | 2016年 3月31日 | 2GB |
| iPhone 7 | 2016年 9月16日 | 2GB |
| iPhone 7Plus | 2016年 9月16日 | 3GB |
| iPhone 8 | 2017年 9月22日 | 2GB |
| iPhone 8Plus | 2017年 9月22日 | 3GB |
| iPhone X | 2017年 11月3日 | 3GB |
| iPhone XS | 2018年 9月21日 | 4GB |
| iPhone XSMax | 2018年 9月21日 | 4GB |
| iPhone XR | 2018年 10月26日 | 3GB |
| iPhone 11 | 2019年 9月20日 | 4GB |
| iPhone 11Pro | 2019年 9月20日 | 4GB |
| iPhone 11ProMaX | 2019年 9月20日 | 4GB |
| iPhone SE(第2世代) | 2020年 4月24日 | 3GB |
| iPhone 12 | 2020年 10月23日 | 4GB |
| iPhone 12mini | 2020年 11月13日 | 4GB |
| iPhone 12Pro | 2020年 10月23日 | 6GB |
| iPhone 12ProMAX | 2020年 11月13日 | 6GB |
| iPhone 13 | 2021年 9月24日 | 4GB |
| iPhone 13mini | 2021年 9月24日 | 4GB |
| iPhone 13Pro | 2021年 9月24日 | 6GB |
| iPhone 13ProMAX | 2021年 9月24日 | 6GB |
| iPhone SE(第3世代) | 2022年 3月18日 | 4GB |
| iPhone 14 | 2022年 9月16日 | 6GB |
| iPhone 14Plus | 2022年 10月7日 | 6GB |
| iPhone 14Pro | 2022年 9月16日 | 6GB |
| iPhone 14ProMAX | 2022年 9月16日 | 6GB |
| iPhone 15 | 2023年 9月22日 | 6GB |
| iPhone 15Plus | 2023年 9月22日 | 6GB |
| iPhone 15Pro | 2023年 9月22日 | 8GB |
| iPhone 15ProMAX | 2023年 9月22日 | 8GB |
| iPhone 16 | 2024年 9月20日 | 8GB |
| iPhone 16Plus | 2024年 9月20日 | 8GB |
| iPhone 16Pro | 2024年 9月20日 | 8GB |
| iPhone 16ProMax | 2024年 9月20日 | 8GB |
| iPhone 16e | 2025年 2月28日 | 8GB |
表の注記:iPhone 11 Proの4GBは既存の参考値を残していますが、今回の一次資料による再確認は未完了です。iPhone 11 Pro Maxの4GBはiFixitの分解記事でも推定値として記載されています。その他の掲載値は下記の資料と照合しました。いずれもApple公式のRAM仕様表ではありません。
RAM容量の参照元と確認範囲(2026年10月10日)
iFixitの機種仕様・分解記事とTechInsightsの解析を機種ごとに参照しています。仕様欄への掲載と実機分解による確認は区別して表示しています。
- iPhone 5:1GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 5C:1GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 5s:1GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 6:1GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 6Plus:1GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 6s:2GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 6sPlus:2GB — iFixit 機種仕様
- iPhone SE(第1世代):2GB — iFixit 分解
- iPhone 7:2GB — iFixit 分解
- iPhone 7Plus:3GB — iFixit 分解
- iPhone 8:2GB — iFixit 分解
- iPhone 8Plus:3GB — iFixit 分解
- iPhone X:3GB — iFixit 機種仕様
- iPhone XS:4GB — iFixit 分解
- iPhone XSMax:4GB — iFixit 分解
- iPhone XR:3GB — iFixit 分解
- iPhone 11:4GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 11Pro:4GB — 既存値を維持・一次資料での再確認待ち
- iPhone 11ProMaX:4GB — iFixit分解:4GBは推定表記
- iPhone SE(第2世代):3GB — TechInsights 実機解析
- iPhone 12:4GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 12mini:4GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 12Pro:6GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 12ProMAX:6GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 13:4GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 13mini:4GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 13Pro:6GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 13ProMAX:6GB — iFixit 機種仕様
- iPhone SE(第3世代):4GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 14:6GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 14Plus:6GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 14Pro:6GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 14ProMAX:6GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 15:6GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 15Plus:6GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 15Pro:8GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 15ProMAX:8GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 16:8GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 16Plus:8GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 16Pro:8GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 16ProMax:8GB — iFixit 機種仕様
- iPhone 16e:8GB — iFixit 基板解析
メモリ(RAM)容量とは?
メモリ容量と言われてもピンと来ない方もおられるでしょう。
よくメモリ容量は”机の広さ”と表現されることがあり、「机が広ければ色々な物を同時に広げることができる余裕がある」と表現されます。
この表現の”机の広さ”が『メモリ容量』であり”色々な物”が皆さんがスマホで使用する『様々なアプリ』を指します。
RAMに余裕があるとアプリのデータを保持しやすくなりますが、動作の速さやアプリを再開できる状態は、アプリ・iOSの処理や端末の状態にも左右されます。RAM容量だけで快適さが決まるわけではありません。
メモリ容量とストレージ容量との違い
メモリ容量とよく間違えられてしまうのがストレージ容量です。
間違えられてしまう原因は恐らく両方の数値を表す単位が同じ『~GB(ギガバイト)』となっているからだと思われます。
・メモリ
メモリとはデータを一時的に保管しておく場所。
一時的に保管しているおかげで再びアプリを使用する際にも前回の途中から始めたりすることが可能。
・ストレージ
一時的な保管場所のメモリに対して、ストレージにはアプリケーションやデータを恒久的に保管する場所です。
写真や動画などのデータもここに保存されるので容量も大きくなっており、最近ではiPhoneでも1TB以上の容量も出てきている。
メモリが机と例えるなら、ストレージは書類や道具をしまっておく棚と例えられます。
使用用途にあったメモリ(RAM)容量選びが重要

必要なRAM容量は、使うアプリや処理内容によって異なります。メモリ不足でアプリが終了し、開き直すと最初の画面に戻る場合はありますが、同じ症状がアプリの不具合など別の原因で起きることもあります。動画視聴の遅さには通信環境も関係するため、用途名だけで必要なRAM容量を決めないことが大切です。
iPhoneのメモリ容量はパソコンとは違い購入後に増やすことはできない為、新しい機種を購入する際にきちんと自分の使用用途に合ったメモリ容量の確認が必要となります。
機種を比較するときは、RAM容量に加えて、使いたいアプリの対応機種・対応iOS、処理性能、保存容量も確認しましょう。ゲームや編集作業、複数のアプリの切り替えなど、普段の使い方に合わせて比較するのがポイントです。
おすすめのメモリ(RAM)容量は?
上の一覧では、iPhone 15/15 Plusは6GB、iPhone 15 Pro/15 Pro Maxは8GB、iPhone 16シリーズとiPhone 16eは8GBです。これは掲載機種の比較であり、現在販売されている全モデルを網羅したものではありません。
「最低4GB」「動画を見るなら6GB」など、一律の容量だけで選ぶことはできません。購入を検討するときは、使いたいアプリが対応している機種を確認し、RAM容量とあわせて動作条件を比較してください。RAMが多い機種でも、すべてのアプリの快適な動作や今後の対応を保証するものではありません。
今使っているiPhoneが重い場合は、買い替えを決める前に、ストレージの空き容量、通信環境、低電力モード、本体の温度、バッテリーの状態を確認しましょう。確認手順はAppleの「iPhoneやiPadの動作が遅い場合」で案内されています。
まとめ
RAMとストレージは役割が異なります。まず機種名を調べ、一覧でRAM容量を確認したうえで、使いたいアプリの対応条件と比較しましょう。アプリが落ちたり動作が遅かったりしても、RAM不足だけが原因とは限りません。端末やアプリの状態を確認し、症状が続く場合は原因を切り分けることが大切です。
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