皆さんはiPhoneの電源が入らなくなって困ったことはありますか?
電源が入らなくなると結局何が原因なのかわからなくて、新しい端末に変えて余計な出費が増えることになりかねません。
今まさに困っている方に見てほしい!
症状と原因、その対処法を解説します!
今後起こりうるかもしれないトラブルなので、参考にしてください!
電源がつかない場合の症状例
「電源がつかない」そんな時に見られる症状は大まかに2つあります。
- 充電マークが出てるのに起動しない
- 充電マークも出ずに起動しない
以上の2つです。
充電マークとは電池マークの左端が赤くなっているマークです。
充電がなくなって電源が落ちた際に充電器を差したりスリープボタンやホームボタンなどを押すと画面中央に表示されます。
普通は充電器を差して少し経つと何もしなくても起動します。
しかしいつまで経っても起動しない場合は以下の症状が起きているかもしれません。
症状①:充電マークは出るが起動しない
充電器を差すと充電マークが出るがその後何分待てども起動しない
そんな場合は以下の原因が考えられます。
症状①の原因:バッテリーの劣化
バッテリーが劣化している可能性があります。
iPhoneに搭載されているリチウムイオンバッテリーには寿命があります。
設定から確認できる最大容量が80%を下回ると交換時期と言われています。
この最大容量はバッテリーが最大何%分充電できるかを表したもので、充電残量が100%あっても最大容量が50%なら購入時の半分しか充電されてないことになります。
この最大容量が0%になると充電できる容量がないので、充電マークは出てるのに起動しないという症状になります。
対処法:バッテリーの交換
劣化したバッテリーは新しいバッテリーに交換しましょう!
バッテリーの交換は自分でパーツを揃えて行うことも出来ますが、iPhoneは精密機械で内部構造を知っていないと別の部分を壊しかねません。
普段から機械を分解している方以外は修理店に依頼しましょう!
症状②:充電マークが出ず画面真っ暗だがホームボタンやマナーモードのスイッチは反応してる
充電器を差しても充電マークが出ずに画面が真っ暗のまま
しかしホームボタンやマナーモードのスイッチを触った際に端末が振動する
そんな場合は以下の原因が考えられます。
症状②の原因:画面の液晶/有機ELディスプレイが破損している
画面の液晶/有機ELディスプレイが破損している可能性があります。
iPhoneの画面はディスプレイの上にガラスが貼られています。
iPhoneX,Xs,XsMax,11Pro,11ProMax,12シリーズ,13シリーズは有機ELディスプレイ、それ以外の機種では液晶ディスプレイが使われています。
このディスプレイ部分が破損していると画面が真っ暗になり点灯しなくなってしまいます。
対処法:画面の交換
液晶/有機ELディスプレイが破損しているなら画面の交換を行いましょう!
画面の交換は自分でパーツを揃えて行うことも出来ますが、iPhoneは精密機械で内部構造を知っていないと別の部分を壊しかねません。
普段から機械を分解している方以外は修理店に依頼しましょう!
修理について詳しくはこちらをチェック!
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対処法:iOSアップデート・再起動・初期化
ソフトウェアに問題がある場合はiOSのアップデートで改善される可能性があります。
さらに端末の再起動やシステムの初期化を行うことで症状が改善される場合もあります。
他にもこんな症状が…。
「充電マークも出ず画面が真っ暗のままで、ボタン類も一切反応しない」
症状②とよく似ていますが、この症状はいくつか原因が考えられます。
液晶の破損、基板の破損、ソフトウェアの問題、バッテリーが劣化している、etc…。
このような原因が複数起こっている可能性があります。
もしこの症状になっているなら、今回のブログで挙げている対処法を一通り試してみても起動しないようなら本体を交換しましょう。
その他考えられる原因を4つご紹介!
ここからは上記で上げた原因の他にも考えられる原因を4つご紹介します。
上記の対処法で直らなければ、原因はこちらかもしれません!
原因①:周辺機器の不具合
充電器に問題がある可能性があります。
断線していたり、認証を受けてない互換品のケーブルを使っていると充電ができなくなるトラブルが発生する場合があります。
iPhoneを充電するLightningケーブルは今では100円均一でも売られているように様々なメーカーのものがあります。
Appleが製造・販売している純正品やApple以外のメーカーが販売・製造している互換品がありますが、互換品の中でもAppleから認証を受けているMFi認証付きの互換品というのがあります。
MFi認証を受けていない互換品は性能がかなり劣っており、通信も安定しないため充電ができなくなるかもしれません。
原因①に対する対処法:充電器を変える
MFi認証がついてない互換品を使っている方は純正品・MFi認証品を使いましょう。
純正品・MFi認証品を使っている方は断線の可能性があるため新しいケーブルに交換しましょう。
MFi認証について詳しくはこちらに書いてあるのでご参考にしてください!
原因②:充電口が破損している・ゴミやホコリが詰まっていて接触不良
充電口が破損、ゴミやホコリが詰まっているのが原因での接触不良の可能性があります。
充電口はLightningドックと言われており、マイクやスピーカー、振動機能など様々な機能に関係のあるパーツです。
充電器を抜き差しする際にまっすぐ水平に抜き差し出来ていなかったり、抜き差しの回数が多いと摩耗してしまい充電器が固定されなくなることで充電ができなくなります。
また充電口にゴミやホコリが溜まることで充電器との接触が悪くなり充電器が奥までささらなくなります。
それにより充電ができなくなり電源が落ちている状態だと充電マークが出ることもありません。
原因②に対する対処法:充電口の交換・清掃
破損しているならパーツの交換、ゴミやホコリが詰まっているだけなら清掃をしましょう!
充電口の清掃はピンを傷つけないために細心の注意が必要にはなりますが、爪楊枝や柔らかめの歯ブラシなどで清掃することは出来ます。
パーツの交換となると、機種によっては基板を取り外して行うこともあるので自分で修理せずに修理店へ依頼したほうがいいでしょう。
修理について詳しくはこちらをチェック!
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原因③:本体基板の問題
本体基板に問題がある可能性があります。
かなり強い衝撃が加わって物理的に破損してしまってる場合や、長期間使い続けたことで劣化してしまっているかもしれません。
原因③に対する対処法:基板修理か本体交換
基板の修理はかなり高度な作業で専用の機材などが必要になるため、ほとんどの修理店では不可能です。
さらに即日対応出来ない場合が多いです。
データが必要な方は基板修理店を利用するか、すぐにiPhoneが必要な場合は本体交換をするようにしましょう!
原因④:水没
iPhoneが水没してしまっている可能性があります。
iPhoneが水没してしまうと内部に浸水した水が内部パーツにどのように影響を及ぼすかわかりません。
水没は画面やバッテリーなどのパーツ交換で直ったとしても、その後長く使える可能性は低いです。
原因④に対する対処法:乾燥作業をして端末交換
水没に心当たりがある場合は乾燥作業をして端末交換を行いましょう。
乾燥作業はデータ移行の際に操作ができるようにするために必要になり、パーツをすべて取り外してしっかりと乾燥させるので修理店に依頼しましょう!
しかしデータ移行を行わない場合は乾燥作業を行わずにそのまま端末交換してもいいでしょう。
修理について詳しくはこちらをチェック!
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修理・パーツ交換するならiPhone修理店で!
現在は様々な通販サイトでiPhoneのパーツを購入することが出来ます。
工具もホームセンターなどで準備することが出来ますし、修理方法を解説してるブログや動画もインターネットで見ることが出来ます。
自分でも修理することも可能ですが、修理経験がないと端末自体を壊しかねません。
修理店ではしっかりと研修で修理練習を行い、修理経験を積んだスタッフが対応します。
自分で修理せずに修理店に依頼するのことをお勧めします!
修理についてはこちらに詳しく書いていますので参考にしてください!
まとめ
いかがでしたか?
基板の破損や水没などで本体交換をしないといけない場合もありますが、ほとんどの場合は修理や清掃などで解決します。
「もう使えないかな?」と思っても一度修理店に相談することをおすすめします。
電源が入らないと思ったら是非参考にしてください!