iPhoneでゲームをしているとゲームアプリが途中で落ちてしまったり、またアプリを再開しようとしたときに毎回タイトル画面からになったりとイライラした経験はありませんか?
それはもしかするとあなたの使用しているiPhoneのメモリ(RAM)容量が低いことが原因かもしれません。
この記事ではiPhoneを快適に使用するためにも重要なメモリ(RAM)容量について解説します。
もちろんiPhoneでゲームをしない人にも重要な知識なのでぜひ最後までチェックしてみて下さい。
Contents
iPhoneのメモリ(RAM)容量確認方法
iPhoneに搭載されているメモリ数に関してはApple公式では公表されておらず、また端末内での設定アプリなどでも確認することはできません。
メモリ数を読み込むサードパーティ製アプリなどを用いることで確認する事が可能です。
各iPhoneのメモリ(RAM)容量一覧
※iPhone5以降に発売された機種のメモリ(RAM)容量一覧
モデル | 発売日 | メモリ(RAM)容量 |
iPhone 5 | 2012年 9月21日 | 1GB |
iPhone 5C | 2013年 9月20日 | 1GB |
iPhone 5s | 2013年 9月20日 | 1GB |
iPhone 6 | 2014年 9月19日 | 1GB |
iPhone 6 Plus | 2014年 9月19日 | 1GB |
iPhone 6s | 2015年 9月25日 | 2GB |
iPhone 6s Plus | 2015年 9月25日 | 2GB |
iPhone SE (第1世代) | 2016年 3月31日 | 2GB |
iPhone 7 | 2016年 9月25日 | 2GB |
iPhone 7 Plus | 2016年 9月25日 | 3GB |
iPhone 8 | 2017年 9月22日 | 2GB |
iPhone 8 Plus | 2017年 9月22日 | 3GB |
iPhone X | 2017年 11月3日 | 3GB |
iPhone XS | 2018年 9月21日 | 4GB |
iPhone XS MAX | 2018年 9月21日 | 4GB |
iPhone XR | 2018年 10月26日 | 3GB |
iPhone 11 | 2019年 9月20日 | 4GB |
iPhone 11 Pro | 2019年 9月20日 | 4GB |
iPhone 11 ProMAX | 2019年 9月20日 | 4GB |
iPhone SE (第2世代) | 2020年 4月24日 | 3GB |
iPhone 12 | 2020年 10月23日 | 4GB |
iPhone 12 mini | 2020年 11月13日 | 4GB |
iPhone 12 Pro | 2020年 10月23日 | 6GB |
iPhone 12 ProMAX | 2020年 11月13日 | 6GB |
iPhone 13 | 2021年 9月24日 | 4GB |
iPhone 13 mini | 2021年 9月24日 | 4GB |
iPhone 13 Pro | 2021年 9月24日 | 6GB |
iPhone 13 ProMAX | 2021年 9月24日 | 6GB |
iPhone SE (第3世代) | 2022年 3月18日 | 4GB |
iPhone 14 | 2022年 9月16日 | 6GB |
iPhone 14 Plus | 2022年 10月7日 | 6GB |
iPhone 14 Pro | 2022年 9月16日 | 6GB |
iPhone 14 ProMAX | 2022年 9月16日 | 6GB |
iPhone 15 | 2023年 9月22日 | 6GB |
iPhone 15 Plus | 2023年 9月22日 | 6GB |
iPhone 15 Pro | 2023年 9月22日 | 8GB |
iPhone 15 ProMAX | 2023年 9月22日 | 8GB |
メモリ(RAM)容量とは?
メモリ容量と言われてもピンと来ない方もおられるでしょう。
よくメモリ容量は”机の広さ”と表現されることがあり、「机が広ければ色々な物を同時に広げることができる余裕がある」と表現されます。
この表現の”机の広さ”が『メモリ容量』であり”色々な物”が皆さんがスマホで使用する『様々なアプリ』を指します。
メモリ容量が多ければ複数のアプリが裏で開いたままでもサクサク快適に動作するのでiPhoneを快適に使用する事が可能です。
メモリ容量とストレージ容量との違い
メモリ容量とよく間違えられてしまうのがストレージ容量です。
間違えられてしまう原因は恐らく両方の数値を表す単位が同じ『~GB(ギガバイト)』となっているからだと思われます。
・メモリ
メモリとはデータを一時的に保管しておく場所。
一時的に保管しているおかげで再びアプリを使用する際にも前回の途中から始めたりすることが可能。
・ストレージ
一時的な保管場所のメモリに対して、ストレージにはアプリケーションやデータを恒久的に保管する場所です。
写真や動画などのデータもここに保存されるので容量も大きくなっており、最近ではiPhoneでも1TB以上の容量も出てきている。
メモリが机と例えるなら、ストレージは書類や道具をしまっておく棚と例えられます。
使用用途にあったメモリ(RAM)容量選びが重要
WEBサイトやSNSの閲覧程度ならメモリ容量は少なくても問題が無いのですが、iPhoneでゲームをする場合やYouTubeやTikTokなどで動画を視聴する場合などは使用するメモリ量が増えるのでメモリ容量が少ない機種ではアプリの動作が遅くなったりアプリを一度閉じ再び使用する際に毎回タイトルに戻ってしまうといったイライラの原因になってしまいます。
iPhoneのメモリ容量はパソコンとは違い購入後に増やすことはできない為、新しい機種を購入する際にきちんと自分の使用用途に合ったメモリ容量の確認が必要となります。
メモリ容量が多い機種はこういった方におすすめ
・iPhoneでゲームや動画視聴をする方
・アプリのタスクを裏で沢山開いたままの方
・長く快適にiPhoneを使用したい方
おすすめのメモリ(RAM)容量は?
最近では様々な場面でiPhoneを使用する機会が増えてきていますのでそれに伴い必要とされるメモリ容量も増えてきています。
2024年6月時点で最新のiPhone15シリーズでは6GB,8GBのメモリ容量、ひとつ前のiPhone14シリーズでは全て6GB。
ただしiPhone14ProとProMAXではLPDDR4XではなくLPDDR5とiPhone14と14Plusよりも性能が良いメモリが使用されています。
iPhoneを使用する為にも最低でも4GB以上のメモリ容量は搭載されていることが望ましく、3DグラフィックのゲームをしたりYouTubeで動画を観たりする方は6GBのモデルがおすすめです。
ただゲームアプリを使用したまま裏では他のアプリを沢山ひらいたままの方や、一度iPhoneを購入したら4年以上長く使用したい方は後々「iPhoneでやりたいことが増えた」などが起きた際のためにも6~8GBの容量に余裕のあるメモリ数を搭載している機種を選ぶこともおすすめです。
スマホで動画視聴をする人はほとんどだと思うので筆者はどんな方でも6GB以上のメモリをおすすめします!
まとめ
いかがでしたか?
「新しいiPhoneの違いはカメラだけ」などを耳にする事もあるのですが実は公表されていないだけで今回紹介したメモリ数の増加なども新機種やProシリーズの魅力になっています。
最近アプリがよく落ちてしまうといった悩みを抱えている方はもしかするとiPhoneの使い方に合っていないメモリ数である可能性もありますので、買い替えの際はワンランク上のメモリ数を搭載している機種を選ぶことで悩みの解決にも繋がり快適に使用できるようになるかもしれません。
↓iPhone機種別バッテリー容量の違いはこちら↓