『iCloud』、iPhoneを使用している方なら一度は聞いたことがある言葉でしょう。
ですが「機能はあまり知らない」「そもそもクラウドって何?」と疑問を抱いている方が多いかと思われます…。
今回はこの『iCloud』というクラウドサービスをはじめての方にもわかりやすく解説いたします!
これを機にクラウドサービス始めてみませんか?
Contents
はじめに:『クラウド』とは何?
iCloudの話をする前にそもそも「クラウドって言葉は聞くけどなんなの?」という疑問を解決しましょう。
今回解説します『iCloud』は『クラウド』を用いたサービスです。
iCloudの他にもGoogleやAmazon Primeのサービスにも使用がされていることが有名ですね。
『クラウド』は日本語に直すと『雲』を意味しており、皆様が利用しているインターネットを『空に浮かぶ雲』と比喩しています。
“雲にあるデータをスマホなどで見る、雲にスマホのデータを預ける”
こうした利用が可能なのがクラウドサービスです。
『iCloud』とは?
Apple社が提供するクラウドサービスが『iCloud』です。
皆様が使用しているiPhoneやMac、AppleWatchなどがインターネットを通してデータ共有が可能になる便利な機能です。
iCloudを簡単にイメージ
皆様が使用しているApple機器には必ずAppleIDが登録されています。
Apple機器を使用する人にはひとつひとつiCloud上にAppleID名の部屋が用意されているイメージです。
AppleIDのパスワードはその部屋の鍵です。
部屋に預けたデータは別の機器からでもインターネットが繋がっていれば鍵を使用して確認が可能なんです!
他社のクラウドサービスでもイメージは同じ。
Google『Gmail』の場合:Googleアカウント=部屋、パスワード=鍵
AmazonPrimeビデオの場合:会員ID=部屋、パスワード=鍵
インターネットが繋がれば別のスマホ、別のパソコンでもメールの内容を見たり、動画を視聴することが可能です。
iCloudは『Windows』でも確認が可能
iCloudはAppleのクラウドサービスなのでパソコンはMacでしか確認ができないと勘違いされがちですが、そうではありません。
WindowsPCからは「iCloud.com」というサイトにアクセスしAppleIDを用いてログインすることでiCloudのデータの参照が可能です。
iCloudの利用料金は?
「iCloudを利用するのにいったいいくらかかるの?」
iCloudは無料で利用が可能です。
ですが無料での利用ではiCloudへ預けれるデータ容量が5GBまでとなっています。
「5GBじゃiPhoneデータのバックアップが取れない…」そんな方にはiCloudの有料プランへの課金で解決する方法があります。
iCloud有料プランへの課金
iCloudは月額料金のかかる有料プランへ課金することで預けれるデータ容量を増やすことが可能です。
料金と容量は下の図をご覧ください。
容量 | 月額料金 |
5GB | 無料 |
50GB | 130円 |
200GB | 400円 |
2TB | 1,300円 |
「iPhone内のデータ量が多くてiCloudでバックアップが取れない!」といった方も有料プランへの課金をすれば安心ですね!
iCloudの各種サービス
最後にiCloudを利用して行う代表的なサービスをご紹介します。
iPhoneデータのバックアップ作成
ほとんどの方の利用目的はこの『iPhoneのデータバックアップ』ではないでしょうか?
iPhone内の写真や連絡先、メモ帳などのデータのバックアップをiCloudへ保存し万が一iPhoneが壊れてしまった際や新しいiPhoneへの機種変更の際のデータ転送を行うための準備です。
iCloudへのデータバックアップは自動で取るように設定することも可能です。
詳しい手順などの解説は別の記事で紹介をしています。
iCloud写真
iPhoneで撮影した写真/動画、iPhoneに保存をした写真/動画をiCloudへ自動でバックアップする機能です。
iCloud写真へバックアップがされた写真はもちろんMacやWindowsパソコンでも確認が可能です!
※『iPhoneの容量を空けたい』場合のiCloud写真の注意!
iCloud写真へバックアップを取ったからといってiPhoneから写真/動画を消してしまうと、それと同時にiCloud写真内の写真/動画も消えてしまいます。
『iPhoneの容量を空けたい』という目的の場合は写真は外付けHDDなどの外部ストレージに移すか、iCloud以外のクラウドサービスでの写真データのバックアップがおすすめです。
iTunesデータの共有
iTunesで楽曲を購入したデータはiCloud上に保存がされます。
同じAppleIDで使用をしているMacやWindowsパソコン、iPadなどで楽曲の再生/ダウンロードが可能です。
※パソコンでCDを読み込ませて取り込んだ楽曲に関しては共有はできません。
Pages/Numbers/Keynoteのデータ共有
こちらは利用している方は少ないかもしれませんが、Apple版の「Word/Excel/PowerPoint」です。
Macで作成した文章などをiPhoneで閲覧・編集が可能になります。
主に学生の方や仕事で利用をする場面が多い機能ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はAppleが提供するクラウドサービス『iCloud』について解説をさせていただきました。
使いこなせば便利な機能も盛りだくさん!
まずはiPhoneのバックアップをiCloudに取るところから挑戦をしていただけたらなと思います!