iPhoneのバッテリーの状態が設定アプリ内から確認可能な事はご存じですか?
この記事ではiPhoneで確認ができるバッテリー状態「最大容量」の確認方法とその数値での交換目安、表示されている情報の注意点をまとめています。
「最近電池持ちが悪くて悩んでいる」「中古のiPhoneを買おうかどうか検討している」といった方は是非とも知っていただきたい情報なのでぜひ最後までご覧ください。
Contents
バッテリーの”最大容量”とは?
iPhoneに搭載されているバッテリーの状態を表した数値が「最大容量」です。
バッテリーの「最大容量」は、バッテリーが新品でフル充電した時を100%として、現在は最大で何%充電ができるかを示したものです。
この最大容量は充電・放電を繰り返すことで少しずつ減り”バッテリーの劣化”へと繋がります。
「最大容量」の確認方法
バッテリーの最大容量はiPhoneだけで簡単に確認が可能です。(要iOS11.3~)
下記手順に沿って確認をしてみましょう。
- 「設定」アプリを開く
- 少し下へスクロールし「バッテリー」を選択
- 「バッテリーの状態と充電」を選択
すると最上段にバッテリーの最大容量が表示されいます。↓
最大容量でバッテリー交換タイミングを把握
バッテリーの最大容量がもしも80%を下回っている状態ならばiPhoneに現在搭載されているバッテリーは既に劣化しきっており寿命を迎えている状態である可能性が高くなります。
バッテリーが劣化した状態でのiPhoneの使用の継続はiPhoneの機能低下や突然の破損にも繋がります。
※注意:必ずしも正しい数値が表示されてはいない
最大容量の表示は実は必ずしも正しい数値が反映されているとは限りません。
iPhoneの不具合が原因で購入時から何年経過しても最大容量100%から変動しない事や、90%と表示されていてもバッテリーを計測器で調べると実際は70%だったりなど様々な例があります。
これらはiPhoneのシステム破損・不具合やバッテリーの重度の劣化で発生する場合があります。
こうした表示不具合は起きている・起きていないの判断ができない事が多いですが下記に当てはまる方は発生している可能性があるかもしれません。
2年以上バッテリー交換をしていない場合
iPhoneなどに使用されていaるリチウムイオンバッテリーの寿命は約2年程と言われております。
2年程iPhoneを使用している場合最大容量が85%以下ぐらいの数値になる方が殆どかと思われます。
もしも2年以上バッテリーを交換していないにもかかわらず最大容量が90%台など高い数値を示している場合は使用しているiPhoneで最大容量の表示不良が発生している場合があります。
「サービス」や「バッテリー劣化のお知らせ」が表示されている場合
設定→バッテリーと進んだ時にバッテリーの横に「サービス」という文字が表示されている方や、最大容量の上部に「バッテリーに関する重要なメッセージ」が表示されている方はバッテリーの交換が必要な状態になっています。
こうしたメッセージが表示されているのにもかかわらず最大容量が高い数値を示している場合は表示不良が起きている可能性があります。
中古端末の場合
iPhoneを中古で購入される方は今では多いかと思われます。
中古端末販売店では商品の状態としてバッテリーの最大容量が記載されている事が殆どなのですが、こちらも注意が必要です。
というのも中古端末である以上「どれぐらい使用されてきた端末なのか」「バッテリー交換歴があるのか」などが不明な状態なので販売店側が記載している最大容量はあくまでも設定アプリ内での情報だけの可能性があります。
中古端末購入時は例え最大容量が100%だったとしても必ずバッテリー交換をする事が望ましいでしょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
最大容量で内部のバッテリーの状態を数字として確認することは可能なのですがあくまでも目安にすぎません。
一番大切なのは皆様がiPhoneを使用して得た「体感」です。
バッテリーの減りに少しでも違和感を感じた場合は既に劣化している可能性もありますのでAppleStoreまたはiPhone修理店に相談をするようにしましょう。