iPhone8からワイヤレス充電機能が搭載され、それに伴い本体背面がガラスの仕様に変更されました。
それまでの7などのスチールの材質ではワイヤレスの機能を搭載することが不可能でした。
背面がガラスになりiPhone7のようなスチール材質と比較して美しさは向上しましたが、故に落下時にガラスが割れてしまうというリスクも出てきました。
当店に一番修理依頼が多いのがiPhoneの画面割れに関することで、背面ガラス割れに関してもご相談いただくことがありますが、今回は背面ガラスの修理について解説させていただきますので参考にしていただければ幸いです。
iPhone背面に関する問題
iPhoneの背面にはApple社のロゴでもあるリンゴマークがありますが、商標の問題がありますので民間修理店がApple社のリンゴマークがある背面ガラスを交換することは不可能です。
実際に世間ではAppleマークが刻印されている背面ガラスのパーツが流通していることがありますが、営利目的で流通させること自体が商標法に抵触しており、そういった部品を弊社のような民間修理店が仕入れて修理することも犯罪となるためです。
数年前にもiPhone民間修理店がAppleのロゴマークがついた部品を営利目的で所持した疑いで逮捕されています。
しかし、完全に修理が不可能なのか?というとそうでは有りません。
次項にて解説をさせていただきます。
背面の修理は可能か?
結論から言うと背面の修理はAppleのマークが付いていない背面ガラスでの貼り替え修理は可能です。
要はリンゴマークはアップル社の商標になりますので、その商標が刻印されていなければ法律的に何も問題は有りません。
しかしiPhoneの魅力は様々ございますが、やはり背面のアップル社のリンゴマークも魅力の1つではないでしょうか?
当社では、技術的には背面ガラス修理は可能なものの、Appleの本来の魅力の1つを損なってしまうという事も勘案した結果修理サービスに対応はしておりません。
背面ガラスが割れてしまったときの対処方法
当社では背面ガラス修理をしておりませんが、もしも割れてしまったときの対処方法をいくつかご案内させていただきます。
Apple・正規サービスプロバイダで本体交換
もしも背面ガラスが割れてしまった際はAppleなどの正規店で本体を交換してもらうことで、元のきれいな状態で再度使用することは可能です。
Appleは画面修理などのサービスはありますが、背面に関しては本体交換での対応となります。
民間修理店で背面ガラスを貼り替えてもらう
背面だけのガラスだけを剥いで貼り替え修理を対応されている業者様はいらっしゃいますので、そちらで対応していただくことも1つの手です。
しかし前述でも述べていますが、背面のガラスを交換することは商標権の問題もあり、リンゴマークが無いただのガラスだけの貼り替えになってしまうというデメリットはあります。
- Appleだと予約などで手間がかかり即座に対応してもらえない
- 本体交換での料金が高い
- 特にリンゴマークに拘りがなくできれば安価で修理がしたい
このようにお考えの方は民間修理店で対応していただく事がいいかもしれません。
ケースでカバーする
背面のガラスに関しては、今は殆どの方がケースをiPhoneにつけているので特に修理や本体交換はせずケースでカバーするという事も1つの方法です。
背面ガラスは画面のガラスと違って見える部分ではなく、また、ケースを付けておけば怪我も防ぐことが可能です。
本来の修理ではなく応急処置的ではありますが、相談を受けるお客様に上記の対応策をご提案した上で、最終的にはケースで保護をするとおっしゃられる方が多いです。
ケースを付けておけば目に見える部分ではない、また、怪我もしないという事もありますが、水分は侵入しやすくなっていますので亀裂部分にテープを貼り侵入を防ぐことが良いかと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
背面ガラスが運悪く割れてしまった場合の対処法が、お困りの方の参考になれば幸いです。
当店スマホバスターでは各店舗お客様の修理に対する疑問も来店時にお伺いしカウンセリングをさせて頂いております。
修理料金の見積もりもさせて頂いていますのでiPhone修理でお困りの際はどうぞお気軽にまずはご相談下さいませ。
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