コラム


iPhoneのリフレッシュレート設定|120Hz対応機で60Hz制限を切り替える方法

iPhoneのリフレッシュレート設定と60Hz制限の切り替え方を案内する120Hz対応モデル向け記事画像

iPhoneの画面を最大60Hzに制限する設定は、「設定」→「アクセシビリティ」→「動作」(または「動き」)→「フレームレートを制限」にあります。ProMotion搭載モデルでオンにすると、画面の更新頻度に上限がかかります。

「120Hz対応なのに動きが滑らかに見えない」「設定項目が見つからない」という場合は、このスイッチだけでなく、機種と低電力モードも確認しましょう。この記事では、画面表示の設定と、動画撮影のフレームレートを分けて説明します。

設定名や選べる項目は、機種・iOSのバージョンによって異なります。以下は2026年10月に確認したApple公式情報に基づく案内です。

60Hz制限をオン・オフにする手順

  1. iPhoneの「設定」を開きます。
  2. 「アクセシビリティ」を開きます。
  3. 「動作」または「動き」を選びます。
  4. 「フレームレートを制限」のスイッチを確認します。
  • オン:ProMotion搭載モデルのディスプレイを最大60フレーム/秒に制限します。
  • オフ:この設定による60フレーム/秒の制限を解除します。

Appleの現行ユーザガイドでは「動き」、別の公式サポート記事では「動作」と案内されています。端末に表示される名称に合わせて、「フレームレートを制限」の項目を確認してください。

オフにしても、常に120Hzで動くわけではありません。ProMotionは表示内容や端末の状態に応じて動作が変わります。また、この画面で分かるのは制限の設定状態であり、現在の動作Hzを測定した数値ではありません。

出典:Apple「iPhoneで画面上の動きをカスタマイズする」「画面表示とテキストサイズの設定」

「フレームレートを制限」が見つからないときは?

まず、お使いのiPhoneがProMotionに対応しているか確認してください。この機能は、すべてのiPhoneで使えるわけではありません。

例えば、iPhone 13 ProやiPhone 17の公式仕様には、最大120HzのProMotionが記載されています。「Proという名前が付いているか」だけでは判断せず、自分のモデルの仕様を確かめましょう。

確認するときは、AppleのiPhone比較ページで該当機種を選び、ディスプレイ欄を見ます。120Hz表示に対応していないモデルを、設定変更だけで120Hz対応にすることはできません。

制限をオフにしても滑らかに見えないときの確認点

1.低電力モードがオンになっていないか

ProMotion搭載iPhoneでは、低電力モードでも画面のリフレッシュレートが最大60フレーム/秒に制限されます。「フレームレートを制限」をオフにした後も、こちらの設定が影響する場合があります。

  • iPhone 14以前:「設定」→「バッテリー」→「低電力モード」
  • iPhone 15以降:「設定」→「バッテリー」→「電力モード」→「低電力モード」

表示される項目はiOSによって異なります。バッテリー残量に余裕があれば、いったんオフにして同じ操作を比べてみましょう。電池を長持ちさせたい場面では、オンのまま使う選択もできます。

出典:Apple「iPhoneの電力モードでバッテリーを長持ちさせる」

2.特定のアプリだけで起きていないか

画面が120Hzに対応していても、すべてのアプリやゲームが120fpsで動くとは限りません。アプリ側の対応や設定、処理の状況も関係します。

まず「設定」アプリの一覧をスクロールし、気になるアプリと見え方を比べてください。ゲームだけで違いを感じるなら、ゲーム内の描画設定や対応機種の案内も確認しましょう。この比較は症状を整理するためのもので、正確なHzの測定や故障診断ではありません。

3.本体が熱くなっていないか

Appleは開発者向け資料で、端末が熱くなった場合などに高いリフレッシュレートが制限されることを説明しています。ゲームなどを続けて本体が熱いときは、操作を休め、通常の温度に戻ってから確認してください。

設定をオフにした直後の見え方だけで、画面の故障や交換部品の性能を断定しないことが大切です。

参考:Apple Developer「ProMotionディスプレイに対応するアプリの最適化(英語)」

カメラの「30fps・60fps」と画面のHzは別の設定

「フレームレートを変更したい」というときは、何を変えたいのかを分けると迷いません。

  • 画面のスクロールや表示:「アクセシビリティ」内の「フレームレートを制限」を確認します。
  • 撮影する動画のコマ数:「設定」→「カメラ」→「ビデオ撮影」で、対応する解像度とフレームレートを選びます。

カメラで60fpsや120fpsを選んでも、iPhoneの画面そのものが120Hz対応になるわけではありません。動画撮影で選べる数値は機種やフォーマットによって異なり、高解像度・高フレームレートでは保存するファイルも大きくなります。

出典:Apple「iPhoneのカメラでビデオを撮影する」

用語や仕組みを詳しく知りたい方は、リフレッシュレートとフレームレートの違いを解説したコラムもご覧ください。最新機種の対応状況はAppleの公式仕様で確認できます。

リフレッシュレート設定のよくある質問

60Hzに制限すると、常に60Hzで固定されますか?

設定するのは最大値です。「フレームレートを制限」をオンにしても、あらゆる場面で一定の60Hz動作を保証するものではありません。

制限をオフにすれば、ゲームは必ず120fpsになりますか?

いいえ。iPhoneの対応状況に加え、ゲーム側の対応や描画設定、端末の状態も関係します。まずゲームの公式案内で対応機種と設定を確認してください。

画面交換後に滑らかさが変わった場合はどうすればよいですか?

60Hz制限と低電力モードを確認し、どのアプリのどの操作で違いを感じるかを整理して、修理を受けた店舗へ相談してください。設定の状態だけでは、交換部品の仕様や不具合の有無までは判断できません。

設定を確認しても画面の不具合が続く場合はご相談ください

画面に線が出る、タッチが反応しない、落下後から表示がおかしいといった症状は、滑らかさの設定だけで判断せず、端末の状態を確認する必要があります。症状ごとの案内は液晶・タッチ不良の修理ページをご覧ください。

神戸三宮周辺でお困りなら、スマホバスター神戸三宮駅前店へご相談ください。機種名、症状が始まった時期、確認した設定、画面修理の履歴を伝えると状況を共有しやすくなります。修理内容や選べる部品、費用・所要時間は、端末の状態と在庫を確認したうえでご案内します。

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この記事の監修者

株式会社グローウィングツリー 代表取締役 横山 桂太

まだApple storeでしか修理を扱っていなかった2012年に修理店としてオープンし、数多くのお客様からお喜びの声をいただいてきた。豊富な経験と専門知識を持ち、常に最新の技術を習得し続けており、修理後のアフターケアや、万が一のトラブルにも迅速に対応する修理店を行っている。